【レビュー】

ドコモイチオシのiアプリ対応Java端末「P503i」「F503i」

1 ついに登場した「503iシリーズ」

    浅野純也  [2001/02/14]

    ドコモイチオシのiアプリ対応Java端末

    P503i(左)、F503i(右)

    ○ついに登場した「503iシリーズ」

    昨年末以降、その発売日がいつになるのかケータイファンの注目を集めていたNTTドコモの新端末「503iシリーズ」が1月26日に発売された(当初は昨年12月か1月上旬と言われていた)。

    端末名の「i」と「50x」ナンバーから大画面液晶を搭載した(本来の)iモード端末であることがわかるが、503iシリーズは従来の50xiシリーズとは大きく異なる特徴がある。そう、Java対応端末であることだ。もうあちこちで繰り返されているので詳細は省くが、Javaは米Sun Microsystems社が開発したプラットフォームフリーで動作するプログラムとそのプログラミング環境のこと。

    Javaバーチャルマシン(VM)と呼ばれる実行エンジンを搭載していればPCでもMacでも、携帯端末でも同じプログラム(アプレットと呼ばれる)を実行できるという特徴がある。ただし、この503iシリーズはiモードに特化したプログラムライブラリ群を使っていることをはじめとするさまざまな理由により、インターネット上にあるパソコン向けのJavaアプレットを動かすことはできない。あくまでiモード用のJavaアプレットが対象になる。ドコモではこのiモード用のJavaアプレットを「iアプリ」と名付けて浸透を図っている。

    ※注. P503iについては、2月9日に画像縮小時に必要なソフトにバグが発見され、2月14日現在、NTTドコモでは販売を一時中止しています。

    ○グラマラスなPとスマートなF

    先行して発売されたのは富士通の「F503i」と松下通工の「P503i」の2機種。ともにストレートタイプと呼ばれる、カバーやフリップ式ではないモデル。一見してわかるのは液晶パネルの大きさだ。iアプリ対応機では液晶パネルに一定の大きさが求められるため、F503iは従来モデルに比べて格段に大きくなった(P503iは従来と同じ)。それでもP503iが最大135文字を表示できるのに対し、F503iは最大100文字とメニュー項目や表示領域の使い方、フォントの大きさによって違いが生まれている。またP503iは縮小フォントに変更することでさらに文字数を増やすことができるし、従来どおり横向き表示もできる。

    ボディ形状はP503iがややグラマラスな印象を与えるものの、数字的には幅は45㎜と46㎜と差はない。F503iのほうが全長が7㎜長いのでそう見えるようだ。そのサイズの影響もあってF503iは操作系を複数のボタンに分けているし、P503iはクリック付きのジョイスティックタイプに統合している。

    順番にP503iの標準フォント、縮小フォント、横書き表示

    F503iには縮小フォントや横書き表示機能はない

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