【レビュー】

i815/815Eの対抗馬なりうるか?「SiS630S」を検証

2 コンパクトにまとまったマザーボード

柴田格  [2000/10/23]

○コンパクトにまとまったマザーボード

それでは、実装されたマザーを見てみることにしよう。今回入手したのはSiSが作成したmicroATXホームファクターのリファレンスマザーで、まだ試作段階のものである。

SiSから入手したリファレンスボード。すっきりしたレイアウトだ。

写真中央、緑色のヒートシンクの下に鎮座しているのがSiS630S。1チップなので、少々大型だが、その分周辺はスッキリしている。DIMMスロットは最大数の3本を用意。そのほかはとくに特徴がないようだが、よく観察すると、2本のPCIスロットの下に、位置をずらして反対向きに取りつけたPCIのようなスロットが見える。

一番下、PCIとソケットの向きが逆なのがACRスロット

これはACR(Advanced Communication Riser)というスロットで、ちょうどIntelが提唱するAMRやCNRのようなライザーを差すスロットだ。Intelに対抗するAMDを中心に、VIAやALi、3comなどのベンダーが集まって結成したACR SIG( http://www.acrsig.org/ )が策定した規格だ。オーディオ・モデム・LANのほか、HomePNAや、将来的に無線LANもサポートする新しいライザーである。まだ対応のマザーやカードは出まわっていないのでテストはできなかったが、新しい規格に対応しているというのは心強い。なお、このマザーボードには10/100Bsae-T LAN機能がオンボードで用意されているのだが、コネクタはUSBコネクタの上に設置されているタイプだった。 マザーボード以外には下記のようなものを用意して、1台のパソコンを構成した。

CPU: PentiumIII 733MHz
メモリ: 64MB×2(ノーブランド・PC133)
HDD:

MAXTOR 54098H8

OS: WindowsMe

また、比較用にi815Eのマザーボード、ASUSTek CUSL2-Mも用意。それからAGPのテストのためにAOpen PA256 PRO(GeForce2 GTS 32MB)も用意した。

*データは編集部の環境にて実施したベンチマーク結果であり、ベンチマークソフト制作元が責任を持つものではありません。

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