「スプレーするだけで油汚れがスルスル落ちる」、そんな噂を聞いて、アルカリ電解水を使ってみることに。溜めに溜めたレンジフードの油汚れは果たして取れるのでしょうか!?

  • 水ピカ

    アルカリ電解水クリーナー「水ピカ」でチャレンジ!

アルカリ電解水の用途

アルカリ電解水のクリーナーはさまざま販売されていますが、今回は「水ピカ」を使用。キッチン・お風呂・トイレはもちろん、衣類やヤニ汚れ、野菜の洗浄など幅広い用途が特徴です。

成分は100%水とのことで、口に入れるものを扱うキッチンでも気兼ねなく利用できるのは安心。そして、とにかく掃除は面倒に感じてしまう筆者にとって、二度拭きが不要なことは大きなメリットに感じました。

筆者は2リットル入りのものを1,690円(税込)で購入。正直少し高く感じましたが、汚れに合わせて5~20倍に希釈するので、長期間使うことができそうです。

水ピカ以外に準備したものは3つ。

・ボロ布
・スプレーボトル
・使い古しの歯ブラシ

  • 準備したもの

では、いよいよチャレンジです!

汚れ具合によっては一度ではスッキリ汚れが取れないことも

筆者は、現在の住まいに引っ越して9カ月になります。恥を忍んで告白すると、その間ずっとレンジフードの掃除をサボっていました。

今回は、そんな汚れが溜まったレンジフード上部、レンジフードカバー、レンジフードフィルターの3カ所を水ピカを使って掃除してみました。

レンジフード上部

普段目にしない場所ではありますが、汚れているだろうと容易に想像できる場所でもあります。案の定、油が混ざったホコリがうっすらと積もっていました。

  • 油が混ざったホコリが積もっていた

そこで、水ピカスプレーを一度吹きかけて拭き取るだけでスッキリ! なんとも爽快な気分でした。

  • 掃除前と掃除後の様子

レンジフードカバー

恐る恐るレンジフードカバーを外すと……もちろんそこには油汚れが。こちらは一度スプレーを吹きかけただけでは、一番ひどい汚れは取りきれませんでした。さらにスプレーを吹きかけて、3分ほど置いてから拭き取ると、力を入れてこすることなく、するっと汚れが落ちました。

  • 掃除前と掃除後の様子

レンジフードフィルター

そして、大ボスともいえるフィルターです。覚悟していた通り、油とホコリがべったりと付いていました。細かいフィルターの目もベタベタした汚れで詰まっています。

  • 掃除前と掃除後の様子

結局「スプレーを吹きかけて3分ほど置いた後に拭き取る」という作業を5回繰り返しました。細かい部分は歯ブラシを使って汚れをかき出しました。

  • ……やっとキレイになった!

そして、最終的には、ここまでキレイに。置いていた時間も含めて、フィルターだけで30分程かかりました。

一度がんばれば、手軽にキレイをキープできるかも

噂通り、一度で汚れがスルスルと取れた場所もあれば、取れなかった場所もありました。しかし、力を入れてゴシゴシこすることなくレンジフードをキレイにすることができたので、満足のいく結果となりました。

筆者のように汚れを溜めてしまうと、汚れを落とすのに少し手間がかかりますが、ちょっとした油汚れなら、スプレーを吹きかけて、さっと拭き取るだけでキレイになります。この手軽さだと、普段からキレイをキープできそうな気持ちになれました。

「普段は忙しくてなかなか掃除まで手が回らない。」という方も、長期休みを利用して、春の大掃除をがんばってみてはいかがでしょうか。

著者プロフィール

ラーゴムデザイン代表 長谷部敦子
ファイナンシャルプランナー、マスターライフオーガナイザー、メンタルオーガナイザー。父親の看取り介護、自身の結婚を通して、「心」と「お金」の整え方を知ることの必要性を感じ、学びを深める。2012年・2014年の出産を経て、2015年に「しなやかな生き方をデザインする」をコンセプトに起業。家計・起業・扶養などに関わるお金の悩みや、働きたい女性のメンタルについての相談・講師業を中心に活動。働く母の目線で、日々のくらしを快適にする仕組みづくりについての執筆も行っている。「生き方デザイン.com