富士通クライアントコンピューティング(FDDL)は11月14日、2023年冬のPC新モデルとして、23.8型液晶ディスプレイ一体型のデスクトップPC「FMV ESPRIMO FHシリーズ」を発表した。

CPUにIntel Core i7-1260Pを搭載した「FH77/H3B」、AMD Ryzen 5 7530Uを搭載した「FH60/H3」の2モデルを用意し、11月16日から発売する。いずれも価格はオープン、店頭予想価格はCore i7-1260PのFH77/H3Bが240,000円強、Ryzen 5 7530UのFH60/H3が210,000円強。

  • FMV ESPRIMO FH77/H3B

  • FMV ESPRIMO FH60/H3

既存モデルの筐体やデザインをブラッシュアップし、四辺の狭額ベゼル化や薄型化を図っている。上部のWebカメラには物理的なプライバシーカメラシャッターを設け、正面左下部には収納式のフロントアクセスポートを配置した。

23.8型という画面サイズは既存モデルと同じだが、スタンドの設置幅を52mmほど縮小し、より省スペースな設計となっている。合わせて、使用時はそれほど気にならない部分ではあるが、本体上部の厚さを従来モデルの約40mmから約19mmへと薄型化。新たに、ドルビーアトモスに対応したパイオニア製のツイーター搭載2+2スピーカーを内蔵している。各モデルの主な仕様は以下の通り。

FH77/H3B

  • OS:Windows 11 Home
  • CPU:Intel Core i7-1260P
  • メモリ:16GB(8GB×2、最大32GB)
  • ストレージ:512 SSD PCIe Gen4
  • グラフィックス:Intel Iris Graphics(CPU内蔵)
  • 光学ドライブ:DVD±R DL対応スーパーマルチドライブ
  • ディスプレイ:23.8型ワイド液晶(1,920×1,080ドット)
  • 通信:Wi-Fi 6E、2.5GBASE-T有線LAN、Bluetooth 5.3
  • インタフェース:約92万画素Webカメラ、SD/SDHC/SDXCメモリーカードスロット、USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen2 Type-A×2、USB 3.2 Gen1 Type-A、HDMI入力、HDMI出力、3.5mmステレオミニジャック(マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用)
  • 生体認証:Windows Hello
  • 本体サイズ:幅544×奥行き189×高さ395mm(本体最小傾斜時)
  • 重さ:約6.2kg
  • 本体カラー:ブラック
  • Officeスイート:Microsoft 365 Basic+Office Home & Business 2021

FH60/H3

  • OS:Windows 11 Home
  • CPU:AMD Ryzen 5 7530U
  • メモリ:8GB(4GB×2、最大32GB)
  • ストレージ:512 SSD PCIe
  • グラフィックス:AMD Radeon グラフィックス(CPU内蔵)
  • 光学ドライブ:DVD±R DL対応スーパーマルチドライブ
  • ディスプレイ:23.8型ワイド液晶(1,920×1,080ドット)
  • 通信:Wi-Fi 6E、2.5GBASE-T有線LAN、Bluetooth 5.3
  • インタフェース:約92万画素Webカメラ、SD/SDHC/SDXCメモリーカードスロット、USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen2 Type-A×2、USB 3.2 Gen1 Type-A、HDMI入力、HDMI出力、3.5mmステレオミニジャック(マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用)
  • 生体認証:Windows Hello
  • 本体サイズ:幅544×奥行き189×高さ395mm(本体最小傾斜時)
  • 重さ:約6.2kg
  • 本体カラー:ホワイト
  • Officeスイート:Microsoft 365 Basic+Office Home & Business 2021