女優の沢口靖子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 2022』(毎週火曜21:00~)最終話がきょう20日に放送される。

  • 沢口靖子=テレビ朝日提供

最終話では、数々の難事件に挑んできた榊マリコ(沢口)をもおののかせる事件が起こる。京都市内のビルで女性の遺体が発見されたのだが、不可解なことに死因は凍死。気密性が高く、深夜でも室温が下がらないビル内で凍死するなど通常ではありえない。しかも現場のビルは最近まで天才物理学者・古久沢明(石黒賢)が海外の研究機関と手を組んで極秘裏にラボを開設していた場所。冒頭から古久沢の気配を感じつつ事件を調べはじめたマリコたちは、手がかりを追ってある日本企業にたどり着く。古久沢は「研究を阻む者は、未来の人類にとって害悪でしかない」という信念を持ち、犯人を知りながらも科学の発展のために二度も隠避した男。「科学者として醜悪」などとマリコを冷酷な言葉でなじってきたが、事件にどう関わっているのか。

なんと今回、マリコに敵の魔の手が迫り絶体絶命の危機に。公開された場面写真の中には、冷気漂う室内にマリコが倒れているショットが。マリコは凍死させられてしまうのか!? そんなマリコの窮地に深く関わっているのが、小池徹平演じる君嶋直樹。「人の心の闇を科学で解明したい」と願い、科捜研に転職してきた君嶋は、前職の研究所の同僚でもあった古久沢と実はひそかにつながっていたよう。君嶋はマリコたちを裏切り続けていたのか。

そんな最終話には、第3話で登場した“科学者専門の人材ブローカー”奥居秀俊(福士誠治)も再び姿を現すほか、声優・加藤英美里が古久沢とつながりのある電機メーカーの女性管理職役で捜査をかき回す。はたしてシリーズ最強の敵・古久沢明との最終決戦の行方は。