日本テレビ系列のテレビ金沢は26日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が公表した『24時間テレビ』に女性信徒が関わっていたとされることについて、見解を明らかにした。

  • 『24時間テレビ』

旧統一教会は25日、「異常な過熱報道に対する注意喚起(2)」と題して、「女性信徒がボランティアスタッフとして7年間にもわたって関わり、番組ボランティアをまとめる中心的な立場で活躍していた」と主張。『24時間テレビ』(2014年7月27日放送)石川ローカル枠のCMの一部画面を掲載し、「参加ボランティア団体として『世界基督教統一神霊協会・能登教会』を番組で紹介している」と訴えた。

これに対し、同局は「参加ボランティア団体を紹介する画像ではありません」と否定。「当該CMは『24時間テレビ』を応援していただく石川県内の企業・団体を募り、15秒CMの中で最大10社の企業・団体名を紹介したものの一つです。2014年7月26日(土)から7月31日(木)までの6日間で計10回放送しており、旧統一教会の団体名が表示されたのは当期間のみです」と説明した。

その上で、『24時間テレビ』では、番組の趣旨に賛同していただける方にボランティアとして参加していただいており、弊社では現在、石川県内の高校にお声がけして、街頭募金のボランティア活動への協力をお願いしております。なお、2014年には石川県内の高校、大学、専門学校にお声がけして協力をいただきました。一般的に、参加される方の個人的な思想・信条について確認することはいたしません」とした。

今年の『24時間テレビ』は、日本テレビ系できょう27日18時30分から、あす28時20時54分まで生放送される。