JR西日本は19日、秋の期間(2022年10~11月)に運転する臨時列車の計画を発表した。この中で、山陽新幹線「ひかりレールスター」車両を使用する列車での「オフィスシート」の設定を廃止すると明らかにしている。

  • 山陽新幹線「ひかりレールスター」車両を使用する列車で発売されていた「オフィスシート」の設定が廃止に

「ひかりレールスター」車両は8両編成で、1999(平成11)年デビューの700系をベースに車内設備等のグレードアップを図り、横4列(2列+2列)の「サルーンシート」、4人用個室の「コンパートメント」などを備えた車両に。現在は山陽新幹線「ひかり」「こだま」の一部列車や博多南線の列車で運用されている。

「オフィスシート」は5~8号車の一部座席をコンセント付きとし、広めのテーブルを設けた「仕事がしやすい座席」という設定で、他の普通席と区分して発売していた。今回の発表で、「オフィスシート」の設定が廃止されることになり、10月1日以降、他の普通席と同じ予約方法での発売に。なお、座席の設備自体に変更はないとのこと。