アイドルグループ・V6の坂本昌行が、ミュージカル『THE BOY FROM OZ supported by JACCS』の主演を務めることが27日、明らかになった。

  • 上段左から坂本昌行 、紫吹淳、末澤誠也。下段左から宮川浩、今陽子、鳳蘭

    上段左から坂本昌行 、紫吹淳、末澤誠也。下段左から宮川浩、今陽子、鳳蘭

同作は、1970~80年代にアメリカを中心に活躍し「I Honestly Love You」「あなたしか見えない」「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」などの名曲を生み出したオーストラリア出身のエンターテイナー、ピーター・アレンを主人公に、ジュディ・ガーランドとの出会い、その娘ライザ・ミネリとの結婚、離婚、同性愛にエイズなど波乱万丈な生涯を描くミュージカル。日本では2005年に坂本昌行主演で上演され、その後2度にわたって再演された。

2020年5月に上演を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言の発令を受けて公演中止に。今回は14年振りの日本上演となる。前回同様、演出のフィリップ・マッキンリー、振付のジョーイ・マクニーリーに加え、坂本同様に初演からの出演となるジュディ・ガーランド役の鳳蘭、ライザ・ミネリ役の紫吹淳、ピーターの母親マリオン・ウールノー役の今陽子が再集結。さらに『スケリグ』(19年)など外部公演でも俳優として活躍し、リーディングシアター『キオスク』(19年)では舞台単独初主演を飾った末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)が新たにピーターの恋人グレッグ・コンネル役に抜擢された。敏腕マネージャー、ディー・アンソニー役には、中止となった公演でも発表されていた新メンバー宮川浩が加わる。

さらに松原剛志、井上一馬、尾関晃輔、加藤翔多郎、北村毅、古賀雄大、さけもとあきら、佐野隼平、高橋伊久磨、LEI’OH、谷合香子、福田えり、町屋美咲、岩崎ルリ子、大月さゆ、北村羽菜、久保田彩佳、竹内真里、中原彩月、横山祥子、米島史子が出演。木村咲哉/日暮誠志朗がWキャストでヤングピーター、小暮航ノ介/重松俊吾がWキャストでリトルピーターを演じる。

東京公演は東急シアターオーブにて6月18日~7月3日、大阪公演はオリックス劇場にて7月14日~7月16日。

坂本昌行 コメント

一昨年はコロナの影響で公演が無くなり本当に悔しい思いをしました。
しかしそんな悔しさを経験したからこそ、今回、この作品にかける思いは今まで以上です。
新たなキャストを迎えて、ピーター・アレンの半生を名曲と共にドラマチックにお届けします。
これぞエンタテインメント! そんな時間を堪能して下さい。

紫吹淳 コメント

一昨年、12年振りにライザに出会えた喜び、突然の別れ…そして思いもよらぬ再会! ライザは私の中で物凄い勢いで行ったり来たりしています。まだまだ不安が尽きない世の中ですが、今一度、出会える喜びをエネルギーに変えて、再会の楽しみをパワーに変えて…素敵な時間を皆様と過ごせます様に…。時を経てワインが熟成されて美味しくなる様に、ライザも最高なお味となリます様に…願いを込めて…。

末澤誠也 コメント

グレッグ・コンネル役を演じさせて頂くことになりました、末澤誠也です。
初めにこの話を聞いた時は、以前からブロードウェイミュージカルに出演してみたいと思っていたので本当に嬉しかったです。
それと同時に事務所の大先輩である坂本さんとご一緒出来ることの喜びや緊張も込み上げてきましたが、今は早くお会いして稽古をしたいと思っています。他のキャストの方々も素晴らしい大先輩ばかりなので稽古場でたくさん勉強させて頂きながら、精一杯頑張りたいと思います。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

宮川浩 コメント

2年前、この作品に初参加! と、とても楽しみにしていましたが、2020年は残念ながら中止となり、ステイホーム生活へ。そして今年、2022年の公演、またキャスティングされるのか? スケジュール的に大丈夫なのか? と心配しましたが、やれる! 待たされた分、嬉しさ倍! 2つ歳を取りましたが、坂本君があの大変な役をまたやるのなら、俺も頑張らねば! ピーターの父親役とプロデューサー役の二役を存分に楽しみます。

今陽子 コメント

大好きな作品『ボーイ・フロム・オズ』・・・・やっと公演できる喜びでいっぱいです。ピーターの田舎の母マリオンを演じる私。劇中で歌う「泣かないで」は私のライブでもお馴染みで大好評です。実生活では95歳の母を介護中なので・・・今までより母マリオンをより温かく優しく演じられるんじゃないかと思います。コロナ禍を経てステージに立てる喜びを噛み締めて大切に頑張ります!

鳳蘭 コメント

17年前の初演から再演を重ねて、今回また大好きなジュディ・ガーランドをさせて頂きます。幼い頃からショービジネスの世界で生きてきたジュディに私自身を重ねて、心を込めて演じます。『ボーイ・フロム・オズ』の楽曲は、数あるミュージカルの中でもかなり難しいですし、迫力あるダンスシーンも多く、お客様の心に響く深い感動に溢れる作品です。是非ご覧ください。劇場でお待ちいたしております。