俳優の松平健が15日、フジテレビのトークイベント『久保みねヒャダこじらせオンラインライブ#19』に出演し、再び注目を集めている「マツケンサンバII」にまつわる秘話を次々に明かした。

  • 『マツケンサンバII』を熱唱する松平健

漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽クリエイターのヒャダインによる同イベント。松平は登場から5分できらびやかなゴールドのジャケットに着替え、久保&ヒャダインを“腰元ダンサーズ”として従えて、早速「マツケンサンバII」を熱唱した。

いつものようにステップを踏みながら歌う松平に、最高の笑顔で“シャカシャカ”を振りながら踊る2人は、曲が終わると息を切らしながら「令和で一番楽しいです!」と大興奮。前日に発熱し、惜しくも自宅からのリモート参加となった能町にもその熱気が伝わったようで、モニターの中でリズムを刻んでいた。

  • (左から)能町みね子(※モニター)、久保ミツロウ、松平健、ヒャダイン

ヒャダインは、コロナ禍が始まった2020年3月から、世界に向けて英語でも「マツケンサンバII」のすばらしさを発信していただけに、感慨もひとしお。改めて本人の前で「コロナで気持ちが沈んでしまう中、ひたすら楽しくて明るくて全て忘れられる、この“陽”の雰囲気を皆さんに経験していただきたくて」と熱弁した。

続けて、「『マツケンサンバ』はサンバじゃないんです」と専門家の見地から指摘すると、松平は「それね、初めて知ったんです。歌ってて気づかなかった」と本音を吐露。ヒャダインは慌てて、「すいません、切腹します!」と無礼を侘びた。

昨年末の『NHK紅白歌合戦』では、松平のスケボーでの登場が話題となったが、「『スケボーをちょっと練習してほしい』と言われたときは『えーっ!?』みたいな(笑)。(乗ったのは)もちろん初めてで」とのこと。先生の指導のもと練習し、「10分くらいで乗れましたね」というが、「前日のリハーサルで1回スワーッと(後ろに転びそうに)なったんです。ちょっと失敗したんで、ちょっとドキドキしてましたね(笑)」と、知られざる心の内を明かした。

他にも、「マツケンサンバII」誕生からブレイクの経緯、自ら行う衣装の生地選び、腰元ダンサーズの正体に加え、『暴れん坊将軍』の撮影や乗馬練習の秘話、YouTubeチャンネルの狙い、おうち時間の過ごし方、石原裕次郎さんの自宅に直撃した過去、阿佐ヶ谷の八百屋で住み込みのバイトをしていた修業時代、今月29日初演の舞台『サザエさん』のまさかの稽古状況などをトーク。

さらに、久保みねヒャダ3人と「好きなおせちベスト3」を発表し、視聴者プレゼントの4コマ漫画では貴重な独特のタッチを披露。エンディングは、アンコールの「マツケンサンバII」をみんなで歌い踊って最高潮の盛り上がりで締めくくり、松平も「こんなに早く終わるんだと思うことはなかなかないですね」とご満悦の様子だった。

今回のライブの模様は、23日23時59分まで追っかけ再生が可能で、チケットは23日18時まで販売されている。

そして、放送可能な部分のみ編集し、地上波フジテレビでは2月18日(26:30~)に放送。後日、同局の動画配信サービス・FODで配信される。

次回のオンラインライブは、2月19日に阿佐ヶ谷姉妹をゲストに迎えて開催される。

(C)フジテレビジョン