光文社主催の「第12回国民的美魔女コンテスト」最終選考会が3日、都内で行われ、神奈川県在住の谷口のぶえさん(54歳)がグランプリに選ばれた。

「第12回国民的美魔女コンテスト」でグランプリを獲得した谷口のぶえさん

同コンテストは、年齢を感じさせない美しさを持つ女性の真の"美魔女"を発掘するために、2010年から光文社発行の雑誌『美ST』が主催するコンテスト。12回目を迎える今回は厳しい審査で選ばれたファイナリスト10人が最終選考に臨み、自己PR、水着審査、ドレス審査が行われ、神奈川県在住で紹介制トータル美容サロンを経営する谷口のぶえさんがグランプリに輝いた。

自分の名前を呼ばれて、両手をあげて喜びを爆発させた谷口さん。「まず時間的にも心も支えてくれた家族にお礼を伝えたいと思います。本当にありがとう」とサポートしてくれた家族に感謝の言葉を口にして「そして私を応援してくださった皆さんにお礼を申し上げます。今伝えた私の気持ちは9人のファイナリストみんなの気持ちでもあると思います。お子さんがいたり仕事があったりする中、よく頑張ってきたと思います。同じファイナリストの立場だからよく分かります」と最終選考まで勝ち残ったファイナリストの気持ちを代弁。「今、私は愛と感謝、喜びの共鳴がここで起こっていると感じています。これからは美魔女12期生10名みんなで年齢に関係なく諦めないこと、ワクワク楽しくしながら皆さんにお伝えしていきたいと思います」と締めくくった。その谷口さんはグランプリ以外にもSHOWROOM賞を受賞するなど2冠を獲得した。

この日は特別審査委員に女優の黒木瞳が担当。「美魔女という概念が変わりました。年齢を重ねていくっていうことで美しさを追求するだけじゃなく、ちゃんとぞれぞれの状況に合わせた色んなシチュエーションの中で逞しく生きていて、谷口さんもそうなんですが皆さん溢れてくる笑顔が印象的でした。美魔女の中には美少女の心が皆さんにおありなんだなと思いました。とても素敵でした」と総評し、グランプリに輝いた谷口さんについては「谷口さんは笑顔が美しく、私みたいな仕事をしていても笑顔を作るのは難しいのに、笑顔が出るというのはものすごくオーラというか逞しさとか色んなモノをを兼ね備えていると思います」と絶賛。その黒木は現在61歳だが、「私も10歳若かったらこのコンテストに出たかったです」と笑いを誘っていた。

なお、グランプリ以外には、準グランプリに埼玉県在住の中川絵里菜さん(36歳)、WEB賞に東京都在住の深沢朱音さん(40歳)、ベストボディメイク美魔女賞に広島県在住の有馬美由起さん(43歳)、わたしのチカラ インナーケア美魔女賞に兵庫県在住の中野裕美子さん(47歳)がそれぞれ選ばれた。