漫才師の王座決定戦『M-1グランプリ2021』の決勝進出者発表会見が2日、東京・竹芝のNEW PIER HALLで行われ、ファイナリスト9組が決定。会見は、終始和やかな雰囲気で行われた。

  • インディアンス(前列は真空ジェシカ)

決勝戦へ駒を進めるコンビは、インディアンス、真空ジェシカ、モグライダー、ゆにばーす、ロングコートダディ、オズワルド、錦鯉、もも、ランジャタイの9組。インディアンスは2年ぶり2回目、ゆにばーすは3年ぶり3回目、オズワルドは3年連続3回目、錦鯉は2年連続2回目、そして真空ジェシカ、モグライダー、ロングコートダディ、もも、ランジャタイの5組は初出場となる。

会見を終始率先して盛り上げていたのが、インディアンス・田渕章裕とオズワルド・伊藤俊介。ファイナリストらが話すたびに、伊藤は立ち上がって的確なツッコミを入れたり、田渕は元気いっぱいに合いの手を入れたりと、初出場コンビが半分以上を占める中で複数回出場の貫禄を感じさせた。

  • 立ち上がってツッコミを入れるオズワルド・伊藤俊介

また、集合写真の撮影では真空ジェシカ・川北茂澄がカメラマンから「イルカの方、顔が隠れています」と声をかけられる場面も。指摘されたあと川北は頭からぶら下げていたイルカを手で固定し、満面の笑みをカメラに向けていた。

  • イルカを指摘され、位置を変える川北茂澄

8月1日に開幕した『M-1グランプリ2021』には、過去最高となる6,017組がエントリー。決勝戦は、19日(18:34~22:10)にABCテレビ・テレビ朝日系で生放送され、このたび決定した9組と敗者復活戦(同日14:55~17:25※一部地域除く)を勝ち上がった1組の計10組が賞金1,000万円を賭け、優勝を争う。