女優の松下奈緒が、11月11日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『ドクターX～外科医・大門未知子～』(毎週木曜21:00～)第5話にフリーランスのスーパー看護師役で出演することが分かった。

左から米倉涼子、松下奈緒＝テレビ朝日提供

今作では、米倉涼子演じる大門未知子の前に、野村萬斎演じる内科部長・蜂須賀隆太郎が“最強の敵”として立ちはだかっているが、第5話には「ナース版・大門未知子」、つまり“ナースX”ともいうべきフリーランスのスーパー看護師・那須田灯(なすだ あかり)が登場。そんな灯を、ピアニスト・作曲家・歌手としても才能を発揮している女優の松下が演じる。

灯は、オペでも医師の指示を待つことなく常に的確な器械を差し出すなど、看護師としての腕は超一流。約10年前、共に急患のオペをしたことのある未知子も一目置くほどだ。ところが灯はとにかく愛想が悪く、患者以外の人間に対しては態度も横柄。未知子も「人として問題あり」と評する灯が突如「東帝大学病院」に雇われることになったが、なぜかアメリカ仕込みのスーパー脳外科医・興梠広(要潤)執刀のオペで手術ミスが発覚する。そして、この一件によって未知子と灯が真っ向から激突することに。

一方、撮影現場での米倉と松下はすっかり意気投合。松下は「実は私、このドラマのイメージが強すぎて、颯爽と歩く米倉さんを見ると『あっ、大門先生だ!』と思っちゃうんです。大門先生と最初に会ったときは、本当に感激しました!」と話し、「米倉さんは本当にきれいでカッコよくて、お優しくて……! しかも、すごくチャーミングな方なので、撮影合間のおしゃべりも楽しいです」と声を弾ませる。

一方、米倉も「主演が多い松下さんがゲスト出演してくださるなんて、ありがたいです。しかも、すごくキリッとした方だと思っていたら、実際はめちゃくちゃお茶目でかわいらしい! 気さくな方なので、お互いに遠慮なく言いたいことも言えるし、お会いできてよかったです」とニッコリ。芝居については「まだ30代とは思えない、あの落ち着きよう! 私もちょっと欲しいなと思いました(笑)」と語った。

松下は「10年も続く、すごいドラマに参加させていただいて、本当にうれしいです!」と改めて出演への喜びをあらわにし、「晶さん(岸部一徳)が呼んでくださるなら私、『神原名医紹介所』でお世話になりたいと思っています。いつでも那須田灯として戻ってくる心の準備をしておきますので(笑)、機会がございましたら、またぜひ『ドクターX』に呼んでください!」とアピールしている。