ダイヤテックは9月29日、「FILCO」キーボードの発売30周年を記念する高級キーボード「Majestouch 2S Metal SUS」を発表した。きょう体を総ステンレスで仕上げ、重厚感を高めた。全体の重さは4.4kgもあり、打鍵時の衝撃や振動の低減が期待できる。

ラインナップは、英語配列と日本語配列の2モデルに、それぞれ茶軸 / 赤軸 / 銀軸 / 青軸(英語配列のみ)の4種類を用意する。価格は37,400円。

  • きょう体を総ステンレスで仕上げた記念モデル「Majestouch 2S Metal SUS」

15年前に発売した「マジェスタッチメタル」をリニューアルした、総ステンレスきょう体のメカニカルキーボード。「FILCO Majestouch 2 キーボード」をステンレスきょう体に置き換え、高剛性と高品位を両立した。

  • 2005年発売の「マジェスタッチメタル」(左)をベースにリニューアルした

  • マジェスタッチメタルはアルミニウムやスチールを用いていたが、今回はすべてステンレスとした

キーボードの基板全体をスチール製シャーシで覆い、1.6mm厚のステンレス製アンダーケースに固定。天板は2mm厚のステンレス鋼板(SUS304HL)を使用し、手前側のリストレスト部を20mmほど延長。手のひらにフィットするよう曲げ加工を施している。全体の重さは4.4kgに達し、打鍵時の衝撃や振動を受け止めるなど安定感が高い。

  • 本体の重さは約4.4kgもある

キースイッチにはCherry MXを使用し、キーキャップはPBTの2色成形。フォントも樹脂成型なので、長期間使用しても印字欠けなどの心配がない。天板上の「FILCO」ロゴはレーザー刻印で刻んでいる。本体はアジャスタブルフットで角度調整が可能。持ち運びしやすいよう、ステンレス製の持ち手も備える。

  • 本体のロゴなどはレーザーで刻印している

  • 背面には持ち手を備えている。接続はUSBとなる

  • 付属のキーキャップは文字のかすれの心配がない2色成形のダブルショットタイプ。Cherry MX対応のほかのキーキャップも使える

キー数は英語配列が104キー、日本語配列が108キー。キーピッチは19mm、キーストロークは約4mm。インタフェースはUSBで、本体サイズはW450×D280×H50mm、重さは約4.4kg。購入特典として、天板の汚れ防止や寒さ対策に役立つ専用リストレストマットを同梱する。

先行予約購入特典

先行予約購入特典として、「Majestouch 2S Metal SUS」の裏面にビス止めするだけで「Majestouch BASE」風にトランスフォームできる「MM BASE Kit」をプレゼントする。予約期間は9月29日~10月12日8:59まで。

  • 期間中に予約するともらえる「MM BASE Kit」