パナソニックは11月1日に、脚用マッサージ機器のエアーマッサージャー「レッグリフレ(EW-RA190)」を発売する。価格はオープン、推定市場価格は57,000円前後。

レッグリフレは、太もも、ひざ下(ふくらはぎ~足先)を覆うように装着して、空気の力でもみほぐすマッサージ機器。今回の新モデルとなるEW-RA190は、従来モデルの装着方法を見直すことで、ブーツを履くようにして装着しやすくした「スリップイン方式」を採用している。

  • エアーマッサージャー「レッグリフレ(EW-RA190)」

  • ダークグレー

  • ピンク

従来モデルは、ひざ下のパーツに足を入れてから太もも部分のパーツを巻き付けるように装着していたが、EW-RA190では太もも部分の装着性を向上。ひざ下のパーツに足を入れたあと、太もも部分のパーツを引き上げて好みのフィット感に調整する仕組みになった。面ファスナーを開いて太ももに巻き付けるという動作がなくなり、よりすばやく準備できる(フィット感を調整するために、面ファスナーを開いて閉じるという動作は発生する)。

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  • リモコンはシンプル

パナソニックによると、在宅時間が長くなったことと運動不足によって、「脚の疲れを感じるようになった」(女性で約64%、男性で約47%)とする人が増加。こうした調査結果を受け、今回のEW-RA190は老若男女が使いやすい装着方式を導入するとともに、より効率的・効果的にマッサージできる仕様にしたとしている。

使わないときは、ひざ下パーツの外側に太ももパーツをかぶせて収納。自立させるようにして、壁やテーブルの下などに立てかけておける。

  • 保管イメージ

本体には26個のエアーバッグを内蔵し、それら個別にコントロールすることで部位ごとに強弱をつけたりする約50種類の動きを搭載。プロのマッサージ師に学んだという動きによって、人の手でマッサージされているような心地よさを追求したとしている。

マッサージ部位は、足先、足裏、かかと、足首、すね、ふくらはぎ、ひざ裏、ひざ上、太もも前、太もも後ろ、太もも内外。マッサージは全5コース(おまかせ、しぼり上げ、もみほぐし、太ももメイン、ひざまわりメイン)、強度は3段階。タイマー機能は約10分。足先にはヒーター(温感)を備え、消耗品の2個入り足裏用パッドが付属する。製品は抗菌仕様となっている。

  • 足裏用パッド

装着上の仕様は、足サイズが約20cm~28cm、ふくらはぎ周囲が約27cm~48cm、太もも周囲が約45cm~64cm。本体サイズは約幅82×奥行き35×高さ81.5mm、重さは約2,95kg。

同時に、ふくらはぎ~足先までカバーする「EW-RA180」も発売する。価格は35,000円前後。内蔵エアーバッグが10個となり、動きは約20種類、マッサージは4コースとなる。

  • EW-RA180(ダークグレー)

  • EW-RA180(ピンク)