6月22日の午後から、AndroidスマートフォンなどでGoogleアプリがクラッシュし、「Google(アプリ)が繰り返し停止しています」というエラーが表示される状態が続いている。国内外で発生している障害のようだ。

【更新・追記】Googleアプリが強制終了を繰り返す問題が修正された。詳細は後述する。(6月24日 10:10)

  • Rakuten mini(Android 9)で「Googleが繰り返し停止しています」というエラーが表示された

編集部で確認したところ、スマートフォンやAndroid OSのバージョンに関係なく発生することがあり、Android OSを搭載したソニーのストリーミングウォークマン「NW-A100」シリーズでも、同様の表示が一時頻発していた。

Googleからの公式アナウンスは執筆時点では出ていないが、ブラウザ版Google検索やiOSのGoogleアプリでは同様の問題は起きていない。口コミなどを元にWebサービスの障害情報をリアルタイムで可視化する「Downdetector」によると、この問題は国内外で発生していたようだが、執筆時点では収束傾向にある模様だ。

【6月22日16時20分追記】

NTTドコモの公式Twitter(@docomo)がこの問題に関して、「原因および復旧見込みは確認中」とツイート。復旧の見込みが立ち次第、改めて告知するとしている。

【6月22日18時35分追記】

Google Japanの公式Twitter(@googlejapan)が、Androidユーザーの一部で起きているGoogleアプリの不具合について言及し、謝罪。現在修正作業を行っており、問題が発生しているユーザーにはGoogleアプリのリセットを試すよう案内している。詳細な手順はGoogle Playヘルプページの「Google アプリが強制終了を繰り返す問題につきまして」を参照のこと。

なお、この手順を実行することで、Googleアシスタントの設定を含む、Googleアプリの設定のいくつかが初期化されるため、設定を変更していた場合は再度見直すよう呼びかけている。

【6月24日10時10分追記】

Googleは、Androidユーザーの一部で発生していた、Googleアプリが強制終了を繰り返す問題を修正した。同アプリを最新バージョン(12.24)にすることで解決するとしており、ネットワークに接続された端末は自動更新されるとのこと。

なおNTTドコモも、6月24日午前1時頃にこの問題が回復したと案内している。