お笑いユニット・ザ・プラン9のお~い! 久馬と、お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が、6日に放送されたABCテレビのバラエティ番組『やすとものいたって真剣です』(毎週木曜23:17~※関西ローカル)に出演し、「出てるより書いている方が好きな芸人」として台本制作の裏側を語った。

  • 左から河野良祐、お~い! 久馬、石田明 (C)ABCテレビ

映画『Bの戦場』やドラマ『ラーメン大好き小泉さん』、コントバラエティ番組『駐在さん』などを手がけ、週に3~4本もの脚本・台本を制作している久馬。かつてシェイクダウンというコンビを組んでいたが、惜しまれつつ解散したことに話が及ぶと、石田は「めちゃくちゃショックでしたよ。だって僕はシェイクダウンの追っかけをしてたんです。2丁目劇場の出入り口で出待ちもしてました」と、シェイクダウンに憧れて漫才師になったことを明かした。

久馬の作家としての才能は、ケツメイシと久馬を引き合わせたアンタッチャブルの柴田英嗣が「0から1を生み出す能力と引き出しの多さがすごい」と絶賛するほど。ケツメイシがライブで披露するコントの台本を手がける久馬は「ちっちゃいライブハウスかと思っていたが、横浜アリーナと聞いてマジかよと思った。2万人がウケたときはいいが、すべったときの申し訳なさがすごい」と胸中を告白する。

そんな久馬に憧れ続ける石田は、自分たちの漫才を年間20本制作するほか、ハイヒールやとろサーモンへも漫才台本を提供しているという。自分が演じない漫才台本を書く魅力について「その人のことを想像しながら書くから、自分では思いつかないようなボケを思いつくのが楽しい」と笑顔で話す。番組MCを務める海原やすよ・ともこから「現役の漫才師で漫才台本も書ける人は貴重」「映画もドラマもやってもらいたいけど、お笑いをずっと書き続けてほしい」と懇願されると「漫才は一生書き続けると思います。一番書いてて楽しいのは漫才」と力強く頷いた。

石田が手がける舞台『ももたろう』にヒロイン役として出演した元AKB48の峯岸みなみは「その場(舞台)で生まれるものを大切にしてくれる。そこがナマモノで勝負している芸人さんならではの視点」と石田の魅力を分析した。

同番組は、TVerで13日まで配信されている。