俳優の山崎育三郎が主演を務めたテレビ朝日系スペシャルドラマ『殴り愛、炎』の、「TVer」や「ABEMA」での再生回数が前後編あわせて累計165万回を突破した(18日現在)。

  • 左から瀧本美織、山崎育三郎=テレビ朝日提供

2日と9日に2週連続で放送された同作は、『奪い愛、冬』(17年)、『M 愛すべき人がいて』(20年)など、純愛と壮絶すぎる修羅場が入り乱れるドラマを次々を生み出して来た鈴木おさむ氏の最新オリジナル作。

婚約者・豊田秀実(瀧本美織)を愛し抜く主人公の天才外科医・明田光男(山崎)、秀実が高校時代に想いを寄せていた緒川信彦(市原隼人)を中心に、光男に好意を寄せる幼馴染み・徳重家子(酒井若菜)、光男の母親違いの兄で弟への嫉妬心を秘めた心療内科医・鈴川倫太(永井大)も加わり、いびつな愛の炎に包まれた男女5人の激愛模様を描いた。

山崎が「役者みんなが心から『ウソでしょ!?』という展開を楽しみ、『これは面白くなる!』と言いながら作るという、貴重な経験ができた作品」と語っていた通り、放送時には「#殴り愛」や「#殴り合い」、「光男さん」、さらには、光男の実家で記憶除去手術を受けさせられそうになった秀実を助けるため、豪邸の壁を飛び越えようとした信彦が藪から棒に繰り出す「棒高跳び」がTwitterでトレンド入りするなど大きな話題に。

同作は、TVerなどの各サービスで23日(23:59)まで配信される。