映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(4月9日公開)の本編冒頭映像の一部が13日に公開された。

  • 左から田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一

    左から田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一

同作は2017年1月クールのドラマ24で放送され、共同生活を送る"おじさんのテラスハウス"として話題を集めた"ゆるシブ"コメディ『バイプレイヤーズ』の映画化作。都会からはなれた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動を描き、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一をはじめとした総勢100名以上の俳優陣が本人役で出演する。

この度、公開を記念してベテラン俳優陣が“わちゃわちゃ”する本編冒頭映像の一部を特別に公開。映像はドラマシリーズではお馴染みの黒いスーツを身にまとった田口、松重、光石、遠藤をはじめとする“小さいおじさん”達が、おもちゃの列車の中から連れだって出てくるコミカルなシーンからスタートする。

配信ドラマ『小さいおじさん』の主演女優であり、保育士役の有村架純に見守られながら、思い思いにリラックスした時間を過ごすベテラン俳優達は、見ているこちらが笑顔になるような微笑ましい雰囲気を醸し出している。そしてカットが変わると、今度は本人役の田口、松重、光石の3人が撮影所の休憩スペースで仲睦まじく昼食を食べながら、撮影時がいかに辛かったかをおじさんならではの視点で振り返っている。1カ月前の撮影で痛めた身体がまだ痛むと言いながら、三者三様に哀愁すら漂わせるその姿はあまりにも自然体で、役と本人の境が曖昧に感じられる『バイプレイヤーズ』ならではのシーンとなっている。