JR東日本は13日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、新幹線・在来線特急列車などで実施している車内サービスを1月16日から当面中止すると発表した。サービスを再開する際は改めて告知される。

  • 特急「サフィール踊り子」は車内販売に加え、カフェテリアも営業中止に

東北・北海道新幹線の「はやぶさ」(東京~盛岡・新青森・新函館北斗間)と「やまびこ」(東京~盛岡間)、北陸新幹線「かがやき」「はくたか」(東京~金沢間)の「グランクラス」は1月16日以降、すべての列車で発売を見合わせるほか、アテンダントによる飲料・軽食サービスを提供する一部列車で「グランクラス」の営業を中止する。

発売済みとなっている1月16日から2月13日までの「グランクラス」(飲料・軽食あり)のきっぷを持っている利用者に対し、事前にグリーン車などへのきっぷの変更を呼びかけている。なお、「グランクラス」(飲料・軽食なし)のきっぷを持っている場合、サービス内容に変更がないため、きっぷを持っている利用者に限り、予約した席を利用できる。

新幹線「はやぶさ」「こまち」「つばさ」「とき」「かがやき」「はくたか」、在来線の特急「サフィール踊り子」「あずさ」「かいじ」「ひたち」「いなほ」、在来線の普通列車グリーン車(全区間)で実施している車内販売も中止に。「サフィール踊り子」のカフェテリア(4号車)の営業も中止となる。

「サフィール踊り子」の車内飲食メニューをスマートフォンから事前に予約できるモバイルオーダーサービス「サフィールPay」にて、ヌードルなどの商品を事前注文していた場合はすべて取消しとなり、手数料無料で払戻しが行われる。