大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は27日、地下鉄・ニュートラムで大みそかの終夜運転を実施すると発表した。ただし、緊急事態宣言の発令等による外出自粛要請があった際は、大みそかの終夜運転を取りやめる場合があると説明している。

  • 大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)が大みそかの終夜運転を実施。地下鉄御堂筋線と北大阪急行線の相互直通運転も行われる

大みそかの終夜運転は12月31日の通常運転終了後から1月1日の初発まで実施される。地下鉄は全8路線(御堂筋線、谷町線、四つ橋線、中央線、千日前線、堺筋線、長堀鶴見緑地線、今里筋線)にて、それぞれ30分間隔で列車を運行。御堂筋線と相互直通運転を行う北大阪急行線も、約30分間隔で終夜運転を行うと北大阪急行電鉄が発表している。

一方、堺筋線は阪急千里線との相互直通運転を実施しない。中央線と近鉄けいはんな線の相互直通運転については、12月上旬頃に改めて告知するとのこと。ニュートラムは約20分間隔で終夜運転を実施する。

あわせて年末年始の運行ダイヤも発表され、地下鉄・ニュートラムは12月30日から1月3日まで土曜・休日ダイヤで運転する。なお、「いまざとライナー」(BRT)と大阪シティバスは12月30日から1月3日まで休日ダイヤで運行予定だが、新型コロナウイルス感染症の影響等により、年末年始の運行ダイヤが変更となる場合がある。