JR西日本は28日、定員制の有料座席サービスである新快速「Aシート」に関して、12月から期間限定で、一部座席(12席)を事前に予約できる指定席として営業すると発表した。

  • 新快速「Aシート」を連結した223系1000番台。京都・野洲方先頭車に運行開始50周年のヘッドマークシールを貼付している(撮影 : 新田浩之)

指定席の設置期間は2020年12月1日から2021年2月28日まで。新快速「Aシート」のサービスを提供する営業列車(平日・土休日ともに上下各2本)が対象となる。指定席となる座席は対象列車の9号車1~3番、各A~D席の全12席。指定席券の料金は840円。

なお、JR西日本ネット予約「e5489」では、専用のお得なチケットレス商品として提供し、600円で発売。利用列車の希望座席をシートマップ(座席表)で確認しながら予約できるため、「事前に座席を確保されたい場合等にぜひご活用ください」とのこと。

  • 新快速「Aシート」の外観・車内(撮影 : 新田浩之)

新快速「Aシート」の指定席は、12月1~19日の列車について11月20日17時30分から販売開始し、12月20日以降の列車については運転日1カ月前の10時から販売開始する。定員制の座席(車内で乗車整理券500円の購入が必要)も引き続き設置されるが、指定席の設置期間中、定員が46名から34名に変更される。