JR東日本は23日、東北・山形・上越・北陸新幹線「お先にトクだ値スペシャル(乗車券つき)」(50%割引)の設定区間を拡大し、これまで設定したことがなかった区間を中心に11月1日から設定を行うと発表した。

  • 東北新幹線などで11月から「お先にトクだ値スペシャル」の設定区間が拡大される

JRグループは共同で、7月下旬から「旅に出よう! 日本を楽しもう!」キャンペーンを実施。これに合わせ、JR東日本の全方面の新幹線において、「えきねっと」会員限定のお得なきっぷ「お先にトクだ値スペシャル(乗車券つき)」(50%割引)を発売した。11月以降、東北・山形・上越・北陸新幹線を対象に設定区間を拡大する。

おもな区間として、東京~仙台間と東京~八戸間の「はやぶさ」、東京~一ノ関間の「やまびこ」、東京~米沢間の「つばさ」、東京~越後湯沢間の「とき」「たにがわ」(Maxを含む)、東京~軽井沢間の「あさま」、東京~上越妙高間と長野~金沢間の「はくたか」などが追加設定された。

いずれの区間も、新幹線eチケット乗車と指定席特急券の合計額が通常期より約50%割引される。一例として、東京~仙台間「はやぶさ」の場合、通常期は1万1,210円だが、「お先にトクだ値スペシャル(乗車券つき)」(50%割引)では5,600円。5,610円もお得になる。

利用期間は2020年11月1日から2021年3月31日まで。発売期間は乗車日の1カ月前10時から20日前1時40分まで。普通車指定席を対象としている。

なお、新幹線の「お先にトクだ値スペシャル」(乗車券つき)は、「新幹線eチケットサービス」限定商品で、利用する際はあらかじめ「Suica」などICカードの登録が必要。通常のきっぷと比べて、変更や払戻しなどの利用条件が異なる。