JR九州は今年10月から運行開始する予定の「36ぷらす3」の車内で実施する、九州のお茶を味わう体験メニューや車内販売商品の詳細を発表した。

  • 九州各県の茶葉を1種類ずつパックにした「シングルオリジン煎茶7種」

「36ぷらす3」でのお茶に関連する体験や商品は、九州各県を含む日本全国のお茶の魅力を東京から発信する煎茶専門店「煎茶堂東京」とのコラボレーションにより実施される。「煎茶堂東京」は、単一農園・単一品種の茶葉を意味する「シングルオリジン」をキーワードに、生産地に足を運び、特定の農家、特定の区画の茶葉だけを指定して取り扱うなどのこだわりで知られる。

「36ぷらす3」の車内販売では、「煎茶堂東京」が厳選した九州各県7種の茶葉を用意。九州を1周しながら、その土地のお茶を楽しめるようにした。1パック4グラム入りで400円。1パックで3煎まで楽しめるという。パッケージも「36ぷらす3」オリジナルデザインとしている。

煎茶4グラムパック3個と外箱をセットにした「シングルオリジンアソートパック」(1,300円)、煎茶4グラムパック2個と25グラムの茶葉入りブレンド缶をセットにした「ブレンドセット」(2,000円)も販売する。

  • 7種類の茶葉から2種類を選んでブレンドできる「ブレンドキット」

木曜日ルートでは、客室乗務員がガイドする「九州のお茶体験」を4号車マルチカーで開催する予定。体験料は2,500円で、煎茶の飲み比べをはじめ、7種の茶葉から2種類を選んでオリジナルブレンド茶をつくる体験などができるという。