JR東日本盛岡支社、びゅうトラベルサービス、三陸鉄道は5日、JR八戸線と三陸鉄道リアス線を走る団体臨時列車「ありがとうリゾートうみねこ」を9月26・27日の2日間限定で運行し、旅行商品として発売すると発表した。感染症拡大防止の対策を講じた上での運行となる。

  • 八戸線を中心に運行された「リゾートうみねこ」

「リゾートうみねこ」は八戸線を中心に運行され、今年3月29日に定期運行を終了。6月13・14日に旅行商品を設定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となっていた。今回、これまでの長年にわたる愛顧に感謝の気持ちを込め、団体臨時列車「ありがとうリゾートうみねこ」を旅行商品として再発売する。

団体臨時列車「ありがとうリゾートうみねこ」は2日間にわたり運行される。9月26日は八戸駅を11時4分頃に出発し、盛駅に17時38分頃に到着。9月27日は盛駅を8時57分頃に出発し、八戸駅に18時7分頃に到着する。

1泊2日コースの場合、9月26日に盛駅から三陸鉄道リアス線に乗車して釜石駅まで行き、ホテルフォルクローロ三陸釜石で宿泊。9月27日は釜石駅から出発し、盛駅で「ありがとうリゾートうみねこ」に乗車する。

旅行商品は、9月26日出発の日帰りコース「『ありがとうリゾートうみねこ』八戸~盛 Aコース」(8,900円)、9月27日出発の日帰りコース「『ありがとうリゾートうみねこ』盛~八戸 Bコース」(8,900円)、9月26日出発の1泊2日コース「1泊2日でめぐる『ありがとうリゾートうみねこ』八戸~盛」(2名1室の場合で2万9,800円)の3コースを発売。各コースとも添乗員が同行し、特典として記念乗車証明書、オリジナル弁当、記念グッズを用意する。びゅうトラベルサービスのインターネットサイト「日本の旅、鉄道の旅」にて、8月7日13時から申込みを受け付ける。