7日・14日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『探偵・由利麟太郎』(毎週火曜21:00~)に出演するモデル・俳優の水沢林太郎が、見どころなどを語った。

  • 水沢林太郎(左)と吉川晃司=カンテレ提供

水沢が演じるのは、イケてない新社会人・雨宮順平。高岡早紀演じるオペラ界のスター女優・原さくら率いる音楽団を陰で支える裏方で、鈴木一真演じるさくらのメインマネージャー・土屋恭蔵の助手をしている。ミスが多く、要領が悪いと、上司である土屋に厳しく叱責(しっせき)される役回りだ。コントラバスケースの中から、バラに包まれたさくらの遺体が発見されたことをきっかけに、吉川晃司演じる由利麟太郎が、奇怪な難事件に挑んでいく。

17歳の現役高校生で、メンズノンノの専属モデルも務める水沢。今回の役を演じて、「難しかったです。僕は今17歳ですが、学生ではない社会人の役は初めてでした。これまで演じてきた役は、僕自身が少しは経験したことのある部分が多かったので、最初いろいろとまどいました。あと、雨宮順平は、新人でとても不器用な男性なので、それを表現するのも難しかったです」と苦心した様子を見せる。

役作りは「本屋さんに行って、“新社会人の心得”みたいな本を読みました(笑)。見た目からやっていこうと思って。“ネクタイがちょっと長い”とか、外見で新社会人に寄せられるところはまず寄せようと思いました」という。

主演の吉川は、父親が大ファンだそうで、「吉川さんみたいになりたいって本当によく言っていました(笑)。父は、吉川さんのコピーバンドもやっていたみたいで、吉川さんにもこのお話をさせていただきました。今回共演できて、父が一番喜んでくれています。父から吉川さんのいろいろなエピソードを聞いていたので、すごい方だとは当然思っていたのですが、実際お会いしてみて、まず『とんでもないな』と思いました。あの存在感。背中が大きい。あの背中は、人の体じゃない!って思いました(笑)。あんなに、大きい背中を見たのは、初めてでしたね」と、水球仕込みの体型を実感したようだ。

撮影現場は「ほぼ初めましての方々ばかりでしたが、たくさんの先輩方とお話させていただき楽しかったです。あと、吉川さんにプロレス技をかけられたのが思い出深いです。絶対作品に関係ないだろうというポーズをたくさんしました(笑)」とのこと。

今回の見どころについて、「とにかく、おもしろいです。現場では、細かいところまで、すごく力をいれて撮影されているので、注目していただければなと思います。僕の役は…ダメダメな男です。何考えているか分からない役です。そして、最後の最後には、とんでもないことが起こりますので、最後まで見ていただければと思います!」と語っている。