EXILE TRIBEのメンバーが週替わりでゲスト出演するABEMA『シブザイル』(毎週火曜20:00~21:00)でMCを務めるEXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹とTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの陣にインタビュー。ステイホーム期間に感じたことや、オンライン有料配信ライブ「LIVE×ONLINE」、ソーシャルディスタンスライブなど、今後の活動について話を聞いた。
LDH JAPANは、7月2日からオンライン有料配信ライブ「LIVE×ONLINE」を開始。第1弾はABEMAで7夜連続配信し、7月2日はFANTASTICS、7月8日はTHE RAMPAGEが出演する。また、『シブザイル』との連動企画として、佐藤と陣がライブに出演するアーティストを直撃する『生突撃! 緊急まいにちシブザイル』(19:00~)も7月2日からABEMAで7日間連続生配信する。さらに、8月以降に、徹底した感染防止対策を講じた上で、ソーシャルディスタンスライブを開催すると発表している。
――新型コロナウイルス感染拡大防止のためライブが中止になるなど、エンタメ界も多大な影響を受けていますが、自粛期間を経験して気づけたことはありましたか?
佐藤:SNSの存在の大きさを改めて知りました。僕らは「EXILE TRIBE mobile」でブログを書かせてもらっていますが、ほかにインスタグラムやツイッターもやっている人は活用していて、自粛期間にライブができなかったりテレビに出られない分、そこでの発信に対してファンの方のアクションがすごく大きかったです。「元気そうでよかったです」などコメントを僕たちも見ることができて、つながっている1つのコンテンツとして、ものすごく大事だなと改めて感じました。
陣:ライブができない状況がどれだけファンの方にとってつらいのかということをすごく感じ、もちろん僕ら自身もライブができないのはつらくて、あの時間がどれだけ楽しくて貴重だったのかと思いました。SNSでファンの方とのつながりを感じられるように発信していますが、ライブがファンの方にとってエンタテインメントという空間だけではなく、人と人としてつながり合える空間だったんだなと感じたので、そういう気持ちでライブが復活したときにパフォーマンスすると、僕らのパフォーマンスも変わってくると思うので、今回感じたいろんな思いを忘れずにステージに立ちたいです。
――LDHの新たなライブ・エンターテインメントとしてオンライン有料配信ライブ「LIVE×ONLINE」が開催されることになり、7月2日はFANTASTICSさん、7月8日はTHE RAMPAGEさんが出演されますが、意気込みをお聞かせください。
佐藤:FANTASTICSは、初めての単独アリーナツアーが全公演中止になってしまいましたが、今の時代だからこそ体感してもらえるエンタテインメントとして「LIVE×ONLINE」の開催が決定しました。僕たちはトップバッターで、この日のために作ったセットリスト、演出、衣装、映像など、本当にこだわりを詰め込んだ、僕たちが今やりたいことを“おいしいとこどり”したライブになると思います。
陣:HIROさんもおっしゃっていますが、LDHは「ピンチをチャンスに」というのが大前提にあり、こういった状況だからこそ新しいものが必ず生まれると思います。そうやって今回の「LIVE×ONLINE」が生まれ、世の中が大変な中で、音楽やエンタテインメントの力を信じて表現するという思いで作らせてもらっているので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。
――8月以降には、徹底した感染拡大防止対策を講じた上で、ソーシャルディスタンスライブを開催すると発表されていますが、お客さんの前でのライブはやはり楽しみですか?
陣:楽しみですよ!
――ウズウズされていますか!?
陣:ちょっとヤバイですね。
佐藤:1曲目で脱ぐかもしれない?(笑)。
陣:あるかもしれないですね(笑)。靴紐を固く結び過ぎてうっ血するかもしれないです。
佐藤:それはないな(笑)
――ぜひ溜まっているものを爆発していただきたいです。
陣:そうですね。放出したいと思います! 各地域に行って、その街の人たちのことも考えながらやれたら。時期などは未定ですが、タイミングが来たら頑張りたいです。
――ほかにも、今後の活動で楽しみにしていることはありますか?
佐藤:LDH所属グループ・アーティストのコンテンツが楽しめる動画配信サービス「CL」もスタートし、いろいろな企画や番組を配信していきます。また、昨年からJr.EXILEとして「BATTLE OF TOKYO」というプロジェクトを始動させていて、今後の新たな展開も楽しみにしていただけたらと思います。
陣:今年は「LDH PERFECT YEAR」と銘打ってやらせてもらう1年なので、ライブは中止になってしまいましたが、いろんな施策で日本中を巻き込めるようなことをそれぞれのグループやアーティストが考えて発信していくので、ぜひチェックしていただきたいです。THE RAMPAGEは最近、個人でも活動の幅が広がってきていて、自分はMCをやらせてもらったり、フォトエッセイを出すメンバーがいたり、役者をするメンバーがいたり、そういったところもぜひ注目していただけたらと思います。
――最後に、今後の目標をお願いします。
佐藤:FANTASTICSはアリーナツアーが中止になってしまったので実現したいという思いと、来年EXILEが20周年を迎える年なので特別なツアーかライブをやってみたいなと思います。個人としては、映画賞をとりたいとずっと言っていて、あと2年以内に叶えなきゃいけないと思っているので頑張ります!
陣:僕は地上波でもMCの番組をやりたいという目標があり、『シブザイル』でもそうですが、チャンスをつかめるような自分に成長していきたいです。グループとしては、前回2枚目のアルバムを出させていただいて、1枚目、2枚目とTHE RAMPAGEの音楽の幅というか表現が広がりました。次に楽曲を出させてもらうときにまた原点に立ち返って、THE RAMPAGEとはこうだ! という表現をもう一度してみたいなと。グループとして改めて初心に帰るポイントを作りたいと思っています。
1995年1月25日生まれ、埼玉県出身。2014年にEXILEに加入し、2016年末にはFANTASTICSとしても活動を開始。俳優としても活躍しており、出演作にドラマ『シュガーレス』(12)、『ワイルド・ヒーローズ』(15)、ドラマ&映画『HiGH&LOW』シリーズ、映画『俺たちの明日』(14)、『ママレード・ボーイ』(18)、『センセイ君主』(18)、『4月の君、スピカ。』(19)など。今年は、橋本環奈とのW主演作『小説の神様 君としか描けない物語』の公開が控えている。
■陣
1994年4月28日に生まれ、大阪府出身。2014年にTHE RAMPAGEのメンバーとなり、LIKIYAとともにリーダーに就任。2017年にシングル「Lightning」でデビューした。持ち前のトーク力も生かしてグループを牽引しており、『シブザイル』(ABEMA)のほか、『WEEKEND THE RAMPAGE』(bayfm)、『JUMP UP MELODIES TOP 20』(TOKYO FM)でもMCを務めている。2019年9月には朗読劇『もう一度君と踊りたい』に出演した。