アイドルグループ・Snow Manの初主演映画『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』(2020年全国公開)の公開が28日、明らかになった。

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同作は2006年よりジャニー喜多川が企画・構成・総合演出を務め、滝沢秀明が主演した和によるスーパーエンタテインメント『滝沢歌舞伎』シリーズの初映画化作。2018年に滝沢が引退を表明した後、Snow Man主演で『滝沢歌舞伎 ZERO』として生まれ変わり、本年も『滝沢歌舞伎 ZERO 2020』として上演を予定していた。

7月~8月に新橋演舞場での公演が発表されていたが、この度、世界中で猛威を振るう新型コロナウィルスの影響により公演を見合わせることに。しかし、「滝沢歌舞伎 ZEROの公演を待ち望んでいるお客様がたくさんいらっしゃる」「こんな時だからこそ皆さまに笑顔を届けたい」「エンターテインメントの力を信じたい」という気持ちから、ジャニーズ事務所と、配給の松竹で協議を重ねてきたという。

そして今回、舞台と映画を融合させた新時代 舞台映画として、滝沢が監督を務め年内の公開を目指すことが決定した。ダンス、アクロバット、腹筋太鼓、鼠小僧といった舞台骨子を生かしつつ、映画ならではの物語を組込み、滝沢歌舞伎の持つ日本の美、日本人の力強さ、悲しみや喜びを描き出していく。また、観る人自身が舞台にいるかの如くリアルな映像を作るための施策を現在検討中だ。

主演は今年1月にCDデビューを果たしたSnow Man(深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介)で、映画単独初主演となる。振付は、舞台と同じく五関晃一(A.B.C-Z)が担当、ほかジャニーズJr.も出演する。撮影は夏を予定し、舞台パート部分は無観客で撮影する。

Snow Man コメント

予定されていた舞台公演『滝沢歌舞伎ZERO 2020』は中止となってしまいましたが、
映像という形で今年も演じられることをとても嬉しく思います。
僕たちはジャニーズとして、エンターテイナーとして、どんな時でもショーをお届けして皆さまを楽しませたい。このような事態だからこそ生まれたこの新しい挑戦を、2020年日本で1番熱いパフォーマンスにするんだ、と期待で胸が高鳴っています。
監督としてご一緒する滝沢くんから今まで学んできたことや今回吸収することを全て発揮し
Snow Man単独初主演の映像作品としても成功させたいです。本作品で演じられる演目の全てに、映像でも生で舞台を見ているかのような漢気・迫力・臨場感をお届けできる自信があります。
ジャニーズが誇る最高の和のエンターテインメントの世界へ皆様を御招待させていただきます。是非期待していてください。

監督・滝沢秀明 コメント

2020年滝沢歌舞伎ZEROが実現出来ず大変残念な気持ちと同時に、こんな時だからこそエンタメの力が必要だと強く感じました。
滝沢歌舞伎はどんな状況でも舞台を続ける、止まる事は考えてはいけないと今まで教わってきましたので、緊急事態宣言が解除され、お客様の安全を確保出来次第、ベストな形で公開したいと考えております。
今年は映像という形でお届け致しますが、滝沢歌舞伎を一番理解している私が、Snow Manの魅力を全面的に引き出し、見た事のないSnow Manの形を立体的に表現致します。
変化ではなく進化した滝沢歌舞伎ZEROをご覧頂き、エンターテイメントの素晴らしさを皆様と共にもう一度感じていきたいと思います。
これは映画でも舞台でも無い、新たなる幕開けです。