お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が、17日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00～11:15)にゲスト出演し、「＃検察庁法改正案に抗議します」をツイートした歌手・きゃりーぱみゅぱみゅに批判の声が寄せられたことについてコメントした。
兼近大樹
検察庁法の改正案をめぐり、ツイッター上では抗議の投稿が続出。きゃりーも「＃検察庁法改正案に抗議します」と投稿したが、コメント欄でさまざまな議論が繰り広げられ、きゃりーは「ファンの人同士で私の意見が割れて、コメント欄で激論が繰り広げられていて悲しくなり消去させて頂きました」とツイートを削除した。
「芸能人の政治的な発言」について意見を求められた兼近は、「『勉強しないと参加してはいけないのが政治』というわけではなくて」と切り出し、「誰でも発言する、批判することは自由だと思います。それをたぶん大人たちが都合が悪いから、若者は参加するだけで叩かれたりとか、『芸能人は特に影響力があるから言わないでください』とか言われるんですけど、影響力は自分で持ったもの。その自分が思うことを発言するのは、本当に自由だと思う」と主張。
そして、「一番残念なのは、きゃりーぱみゅぱみゅさんがツイートして叩かれて、それを見た若者たちが『やっぱり政治に参加したら、こういう嫌な思いするんだ』『大人からこういうことを言われるんだな』と衰退していくのが」と切実な思いを真摯に語り、「一番……なんかダリーっすね」と最後は強引にチャラくまとめていた。
