JR西日本は24日、「デゴイチ」ことD51形200号機が牽引し、湖北路で運転される「SL北びわこ号」の2020年春季運転の概要を発表した。

  • D51形200号機に牽引される「SL北びわこ号」

「SL北びわこ号」は2020年春季、4月26日と5月3・10・17日、6月14・21・28日(すべて日曜日)に運転される予定。走行区間は北陸本線米原~木ノ本間(22.4km)で、運転時刻は米原駅10時9分発・木ノ本駅10時52分着となる。

蒸気機関車D51形200号機(愛称名デゴイチ)が12系客車5両を牽引して運転され、定員は424名(全席指定席)。車内にてJR西日本社員が乗客の写真撮影などの思い出作りを手伝うほか、終点の木ノ本駅でも模擬店の出店などを予定している。

「SL北びわこ号」は全席指定席のため、乗車する際は普通乗車券の他に指定席券530円(こども260円)が必要。乗車日1カ月前(前月の同じ日)の10時から、おもな駅の「みどりの窓口」、おもな旅行会社にて販売する。

なお、春季以降の「SL北びわこ号」の2020年運転日も明らかにされており、夏季運転は7月5・12・19日と8月16・30日、秋季運転は10月18・25日で、蒸気機関車D51形200号機を使用する予定。ただし、車両運用により、計画を変更する場合がある。