マイナビニュースさんの新年恒例行事となりましたね。私、ライターの小林久乃による趣味と実益を兼ねた「今年、ブレイクしそうな若手イケメン紹介」。これが意外と当たっていると、巷では評判(当社調べ)。なので、2020年もずっと溜め込んでいた、イケメンネタをここで披露させていただきます。業界関係者様、それから私と同じく男日照りの女性軍、注目! ここで名前をチェックしたら検索をして女性ホルモンを活性化させようではありませんか。

イケメンの登場はドラマティックに

高橋文哉

高橋文哉

まずは現在放送中の『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)に主演する、俳優の高橋文哉さん。いきなりスターの王道路線を突っ走る逸材を紹介するようでは、審美眼を疑われるかもしれませんね。でも負け惜しみではないのですが、3年くらい前から高橋さんはチェックしていました。「男子高生ミスターコン2017」という、なんとも香ばしい香りのするコンテストで、グランプリを獲得するという顔面実力を持ちます。彼、顔がいいのに料理もできるという完璧なモテ技も持ち合わせていて、ネットで料理の連載をしていたこともあります。学業を終えて、仮面ライダーとしてママたちの心を洗い、2020年はどんなふうに駆け出していくのか楽しみです。

鈴鹿央士

コンテストでグランプリを獲るのも、ドラマティックだと思うのですが、人気女優から才能を見出されてデビューを飾った俳優くんも。それが、鈴鹿央士さん。いくつかのバラエティ番組でも、デビュー時の逸話が披露されていますが、あの広瀬すずさんがスカウトしたのだそうです。美は美を呼ぶのでしょうか……。たまたま出身地の岡山県で行われた映画の撮影エキストラに参加していただけ。それが数年後には『Men's non-no』の専属モデルになってしまうという、男性版"シンデレラストーリー"。語感の良いこの言葉は各所で聞きますけど、非常に人を選ぶという厳しさを兼ね備えています。でも鈴鹿さんの美しさは、その厳しさを跳ね除けて、2020年を彩ろうとしています。真っ白な肌に、汚れのない白目を拝めるのは、芸能界に染まる前の今だけ。

青春を捧げた"タレント"が2020年花開く

水沢林太郎

芸能界とは楽しくもあり、辛いスペースでもあります。心血を注いで努力をしても報われないことがあるわけですから。そんな中で、青春のすべてを芸事に身を預けて頑張ってきた努力が花開く瞬間があります。その種を持つのが、水沢林太郎さん。直近で出演していた作品は『俺の話は長い』(日本テレビ系・2019年)で、晴海に恋していた高平陸役。メガネをかけて、ちょっとおかしな雰囲気を持つ生徒の雰囲気を醸し出していたのですが、隠しきれない洗練感がありました。14歳でデビューして、現在16歳。可愛らしい顔とは対照的に180㎝の身長を誇る彼が、これから10代を捧げてどこまで飛躍してくれるのでしょうか。

それから青春を捧げるスター候補生たちといえば、ジャニーズJr.を忘れてはいけません。ただ年々、その人数が増えているのでいざ資料を見ても、顔と名前を一致させることに一苦労。そういうときは、私も女ということで好みのタイプから覚えるようにしているのですが、最近「お!」と思ったのが『美 少年』の那須雄登さん。単純にかっこいいんですけど、どこか品がある顔立ちをしていると思ったら、彼は慶應ボーイなのですね。品もあるけど、ちょっと頑固そうな強さもありそうです。パッと見、学園ドラマにいてほしい雰囲気なんですよね。クラスの後ろの席を陣取って、成績優秀なのだけど教師に何かを仕掛けてくるような生徒役。日テレさん、いかがでしょう?

しかし『美 少年』というグループ名もインパクトがありますよね。メンバー全員、本気で美少年でした。将来、デビューして中年になっても少年隊のようにそのままのグループ名でいてほしいです。

小林久乃

ライター、編集者、クリエイティブディレクター、撮影コーディネーターなど。地元タウン誌から始まり、女性誌、情報誌の編集部員を経てフリーランスへ。エンタメやカルチャー分野に強く、ウエブや雑誌媒体にて連載記事も持つ。企画、編集、執筆を手がけた単行本は100冊を超え、中には10万部を超えるベストセラーも。最新刊は『結婚してもしなくてもうるわしきかな人生』(KKベストセラーズ刊)。静岡県浜松市出身。正々堂々の独身。