なにわ男子/関西ジャニーズJr.の大橋和也、藤原丈一郎、Aぇ! group/関西ジャニーズJr.の末澤誠也、草間リチャード敬太が22日、東京グローブ座で行われた舞台『青木さん家の奥さん』の公開ゲネプロに登場し、取材に応じた。

  • 左から草間リチャード敬太、藤原丈一郎、大橋和也 、末澤誠也

    左から草間リチャード敬太、藤原丈一郎、大橋和也 、末澤誠也

同作は酒屋を舞台に、配達を巡って巻き起こる店員たちのドタバタ劇を描いた即興芝居。設定だけが決められていて、あとはすべて役者たちのアドリブで構成されており、1990年の初演以降、即興芝居の金字塔的作品として、様々なユニットで繰り返し上演されている。過去には、2002年1月バラエティ番組『少年タイヤ」』内にて大野智、相葉雅紀、櫻井翔が、翌月2月には舞台上演にて同じく大野、横山裕が挑んだ。

演出も務める横山がゲネプロを観にきていたことを知らされると、「今日来れへんって言ってたけど!」「横山くんそういうとこあるねん!」と驚くメンバーたち。藤原は「今日、マネージャーさんに『電話して』と言われて、電話したら『誰?』って言われたんですよ。登録されてなかったんですよ。それで通し稽古のアドバイスをしてもらって、最後、『お前ら自信持って頑張れよ』って言っていただきました」と明かす。稽古では本番直前にセリフやオチも変わったそうで、藤原は「ジャニーさんとかもふらっときて『じゃあ、変えよう』とかよくあったので、懐かしいなというのはありましたね」と思いを馳せた。

横山からはお年玉も「せびとりましたね」(リチャード)と語る4人。「『1月始まってけっこう経ったじゃないですか、忙しかったんですか〜? 誰かにお年玉渡しました〜?』『お前それ欲しいってことやろ!』って」とやりとりを明かす。藤原は「横山くんは三ヶ日に会った人に渡すというルールがあるんですが、大橋に『うまい感じで言って』と言ったらそうなりました」と説明した。

  • いい表情でカメラの数に驚く藤原丈一郎(左)

それぞれ個性に合った衣装やキャラ設定でもあったようで、美脚を褒められたリチャードは「今日のためにすね毛を染めたんですよ。ブリーチしました」という。野球のユニフォームを着た大橋には、野球好きの藤原が「野球の役じゃないですか。あそこは『ツースリー』って、追い込まれてるわけやから! と言ったり」とアドバイスもしていた様子。藤原が「僕は個人的にオリックスが好きなので、セリフに入れていただいて、とうとう僕の好きなチームが舞台の中のセリフになりました」と嬉しそうにすると、大橋が「それでオリックスのファンの人が見にきてくれたらいいよね」と発言し、「告知してないし!」(藤原)、「そこだけ聞きに来るってこと!?」(草間)、「ならもっとアピールさせて!」(藤原)と怒涛のツッコミが繰り広げられた。

ホスト風衣装の末澤は、レポーターからの無茶振りで、バラを持ちながら「奥さん、僕たちに会いにきてください」と言ったものの、「これでいいんですか!? 正解はあるんですか!?」と不安げに。大橋は「3人くらいカシャカシャ撮ってた」と指摘していた。

SixTONES、Snow Manのデビューに…

この日はSixTONES、Snow ManがCDデビューを迎え、4人は「おめでとうございます!」と声を揃える。大橋が「来ていただきありがとうございます!」と取材陣に感謝すると、察しの良い藤原が「このあと、多分行くねん! かぶらさへんやろ!」とつっこみ、両グループのCM会見を控えた取材陣も爆笑。

末澤は「同世代でもありますし、(Snow Manの)向井康二もがんばってますし、僕たちも負けずに頑張らないとなと思います」と意気込み、藤原は「京セラ(ドームのコンサート)も見にきてくれましたし。康二のだんだん成長してきた感じ、雰囲気も変わってて、『デビューする人ってこんなに自信に満ち溢れてるのかな』と思った」と心境を明かす。大橋は「スタッフさんから(向井が)『泣いてた』って話をきいてじーんときた。嬉しいなと思いました」と絆を見せた。

「デビューしたい気持ちも込めて、お祝いのコメント」と求められた大橋だったが、「がんばります!」と、デビューしたい気持ちだけを込めてしまい、仕切り直しに。改めて、大橋は「みなさん、まずデビューおめでとうございます。ぼくたちも精一杯頑張りますので、ガーンと行けるように(追い抜けるように)頑張ります! ありがとうございます!」と気合いを見せる。藤原は「正直悔しい気持ちもありますけども、僕たち『青木さん家〜』もありますし、ジャニーズ自体盛り上がってるという意味も込めて、今日はいい日になるんじゃないかな」とまとめた。

横山裕 コメント

2002年に大野智主演の『青木さん家の奥さん』に出演させていただき、今回は"演出"という形で18年ぶりに この舞台に関わることができ、感慨深い気持ちでいっぱいです。
これからの成長を期待している関西ジャニーズJr.の4人をどう魅せるか、どう個性を活かせるか、まだ見たことない彼らの顔をどうやったら引き出せるか、、、とずっと考えてきました。
観にきてくださるお客さまには、どこが台本で、どこからがアドリブなのかを見極めながら、未来ある4人の若者の才能をぜひ楽しんでいただけると嬉しいです。
p.s. 本当に稽古時間が短かったです。