お笑いコンビ・アンタッチャブルの山崎弘也と柴田英嗣が、29日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(毎週金曜23:00~)で、約10年ぶりに漫才を披露した。

  • アンタッチャブルの山崎弘也(左)と柴田英嗣

この日の放送は、ゲストに柴田と新木優子が出演。新木が、好きな芸人としてアンタッチャブルの名前を挙げたが、いつもの『脱力タイムズ』の通り、相方の山崎ではなく、俳優の小手伸也が山崎に扮して現れた。

しかし、小手はうまく漫才ができず、一旦退場。MCの有田哲平が呼び戻すと、今度は本物の山崎が登場した。

まさかの展開に、柴田は「ちょっと待てよ~! こんな出方あるのかよ~!」と大混乱。しかし、すぐに気を取り直して「この番組でやるの!? よっしゃ!ありがとうございます!!」と感謝して漫才を披露し、10年のブランクを感じさせないテンポの良い掛け合いを見せた。

本番終了後、山崎が「(復活は)ここだ!っていうのがありましたからね。一番ネタ番組として…」とボケると、柴田は「ネタ番組じゃないよ!」と間髪入れずツッコミを入れていた。

M-1王者にも輝いたアンタッチャブルだが、2010年に柴田が女性トラブル等で休業して以降は、漫才の披露はおろか、コンビそろっての出演もなかった。山崎の登場は、新木やMCの小澤陽子アナウンサーも知らされていない様子だった。