京福電気鉄道は8日、嵐電(京福電気鉄道嵐山線)北野線の北野白梅町駅を2020年3月にリニューアルすると発表した。

  • リニューアル後の北野白梅町駅(イメージ)

今回のリニューアルは嵐電天神川駅(2008年)・撮影所前駅(2016年)の新設、西院駅の阪急西院駅との結節・バリアフリー化事業(2017年)に続く、嵐電の交通ネットワーク強化の一環として実施。駅とバス停との一体化により、嵐山エリアと金閣寺方面とのアクセスルートを明確化すると同時に利便性の向上を図る。

あわせて老朽化した駅舎(1958年築)の解体、駅施設のバリアフリー化やトイレの美装化・洋式化、駅前広場の整備を実施。地域ならびに観光の拠点として、安心して利用できる駅にリニューアルする。なお、北野白梅町駅をはじめ、今年度実施する御室仁和寺駅・宇多野駅・鳴滝各駅のバリアフリー化工事により、北野線全線のバリアフリー対応が完了する。

  • 計画平面図

着工は2019年11月、竣工(新駅舎・バス停供用開始)は2020年3月で、同年4月以降に駅前広場部の整備工事を実施し、2020年度完成を予定している。