10月7日スタートのフジテレビ系ドラマ『シャーロック』(毎週月曜21:00~)で、フリーランスの犯罪捜査専門コンサルタント・誉獅子雄を演じるディーン・フジオカ。同枠で主演を務めるのは初めてのことで、シリアスな世界観での演技と共に、バディを組む若宮潤一役・岩田剛典との掛け合いも話題になっている。

ディーン・フジオカ

ディーン・フジオカ

福島県生まれのディーンは、香港でモデルとして活動を始め、映画『八月の物語』(06)の主演で俳優デビュー。台湾に活動拠点を移すと、ドラマ、映画、CMなどに次々と出演し、北米ドラマにも起用された。

その後、NHK連続テレビ小説『あさが来た』(15~16)の五代友厚役に抜てきされ、日本国内でも多くの人に知られる存在に。『シャーロック』の主題歌を書き下ろすなど俳優のみならず、歌手としても多彩な才能を発揮している。

今回のアンケートでは「ドラマ」に絞り、マイナビニュース会員3,862人を対象にディーンが出演した連続ドラマの人気を調査。好みのジャンルや、俳優としての魅力も探った。

Q.ディーン・フジオカが過去に出演した連続ドラマで最も好きな作品は? ※放送中の『シャーロック』は除く

1.『あさが来た』(15~16)……33.7%
2.『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』(18)……18.9%
3.『ダメな私に恋してください』(16)……12.7%
4.『探偵の探偵』(15)……11.7%
5.『IQ246~華麗なる事件簿~』(16)……11.6%
6.『今からあなたを脅迫します』(17)……11.3%

Q.今後、ディーン・フジオカの出演ドラマで観たいジャンルは?

1.サスペンス……30.1%
2.コメディ……20.5%
3.アクション……19.8%
4.警察……17.8%
5.医療……16.8%
6.ヒューマン……16.1%
7.恋愛……13.8%
8.時代劇……10.3%
9.ホーム……8.7%
10.その他……2.8%

  • シャーロック

    『シャーロック』(左から岩田剛典、ディーン・フジオカ、佐々木蔵之介)

Q.俳優としての魅力は?

■『あさが来た』でブレイクした国際派俳優
「アジアで活躍してきた経験・実力が発揮されているのか、『あさが来た』の準主役での存在感にひかれてしまった」(67歳男性)
「『あさが来た』の五代さんのイメージ」(46歳男性)
「英語が堪能なので、ハリウッド映画の出演オファーがあっても、おかしくない国際派俳優の一人」(67歳男性)
「海外ドラマに出演希望」(35歳男性)
「時代劇でも 海外ドラマでもなんでもこなせそう」(48歳女性)

■カメレオン俳優としての幅広い演技力
「何でもこなせるカメレオン俳優」(60歳男性)
「シリアスなものからコメディまでいろいろな役がこなせる俳優さんだと思う。これからも頑張ってほしい」(54歳女性)
「普通にかっこいいし、華がある。あと、演技の幅が広いと思う」(29歳男性)
「爽やかな笑顔と何にでも対応できそうな演技力」(男性67歳)
「ミステリアスな役から何でも出来そうなので色々なジャンルの役を期待したい」(女性47歳)
「『記憶にございません!』の様な、コメディタッチも合います、アクションスターとしての原点も見たい」(60歳男性)
「真面目なイメージがありそれがギャップとなってコメディでも活躍出来る。今やっている三谷幸喜監督の映画も良かった」(50歳男性)

■「クール」なイメージの奥底に
「クールな中に人間としての温かみを備えた演技力」(35歳男性)
「凄く器用で運動神経も抜群で、ストイックなところ」(42歳男性)
「往年の映画スターの様な存在感」(37歳男性)
「クールな部分と情熱的な部分が入り混じっているところ」(53歳女性)
「クールと情熱が同居しているイメージがあるので、医療系の切れ者医師の役を見てみたいです。ミステリアスなところも魅力があると思います。今放送しているホームズ役などはピッタリなのではないでしょうか」(47歳男性)
「クールなのに、人情に脆いところがある役を演じる時の表情が素敵」(60歳女性)

■容姿端麗なビジュアル
「何よりお顔がキレイ。洋物リメイクも時代劇のかつらも何でも似合ってしまうので役を選ばない」(45歳女性)
「なんというか他にはない独特の世界観があると思う。他の役者では絵にならない絵がつくれる感じ」(50歳女性)
「容姿と声の良さと独特の雰囲気を持っている所」(35歳女性)
「顔が整っている。スタイルもいい。インテリの役が似合いそう」(44歳女性)
「クセがなく好き嫌いがはっきり分かれない端正なビジュアルなので脇役なども幅広くこなせそう」(32歳女性)

■俳優以外の多彩な魅力
「純粋にかっこいいと思う。出演しているドラマはたくさん観ているわけではないのでこの質問には適格ではないが、目の前で私のために歌を歌ってくれるならひと月分の給料は惜しくない」(39歳女性)
「多彩な才能をお持ちなので、是非それを生かす役者さんになっていただきたいです」(51歳男性)
「俳優、歌手、バラエティなんでもこなせてルックスもこれまでになくカッコイイ魅力がいいですね」(52歳男性)

  • 記憶にございません

    映画『記憶にございません!』(前列左から、佐藤浩市、石田ゆり子、中井貴一、ディーン・フジオカ、草刈正雄、後列左から、斉藤由貴、木村佳乃、吉田羊、三谷幸喜監督)

総評

「最も好きな作品」で1位になったのは、日本国内でブレイクのきっかけとなったNHK連続テレビ小説『あさが来た』。2位は『シャーロック』でもタッグを組む演出・西谷弘氏の『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』、3位は深田恭子との共演で話題となった『ダメな私に恋してください』だった。

今後観たいドラマのジャンルは「サスペンス」が1位に。2位以下は「コメディ」「アクション」「警察」「医療」「ヒューマン」が並び、幅広い役柄をこなす演技力に定評があることがうかがえる。

また、ドラマのみならず映画『記憶にございません!』での怪しい首相秘書官・井坂役を絶賛する声など、コメディも好評。「海外ドラマに出演希望」「英語が堪能なので、ハリウッド映画の出演オファーがあっても、おかしくない」と国外での今後の活躍にも注目が集まっている。

調査対象:マイナビニュース会員
調査数:3,862名
調査方法:インターネットログイン式アンケート