『ラグビーワールドカップ2019日本大会』で史上初のベスト8進出を果たした日本代表チームが、第67回菊池寛賞を受賞することが21日、追加決定した。

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今年の同賞はすでに、NHK Eテレの子供向け番組『おかあさんといっしょ』、作家の浅田次郎氏、バレリーナの吉田都氏、『[証言録]海軍反省会』を結実させた海軍史研究家の戸高一成とPHP研究所の受賞が今月18日に発表されていたが、「様々な国から来た選手たちが『ONE TEAM』となり強豪国を破る姿は、日本中に勇気を与えた」として、ラグビー日本代表チームへの授賞を急きょ決定した。

菊池寛賞は、文藝春秋の創業者・菊池寛氏が日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞として、53年に創設されたもの。贈呈式は、12月上旬に都内で行われる。

20日に行われた準々決勝で、日本代表は南アフリカ代表に破れたものの、中継視聴率(NHK総合、19:10~21:26)は41.6%という空前の数字を記録(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。

また、NHKとともに今大会を中継している日本テレビでは、公式ホームページでこれまでの試合の様子を収めたフォトライブラリー「Victory Road ~日本代表の軌跡~」を開設しており、きょう21日に南アフリカ戦の写真もアップされる予定だ。