NTTデータ イントラマートは10月18日、主に営業担当者などが関わる顧客接点業務(顧客との接点となるサービス・業務)を変革し、営業日報などの活用できていなかった情報から営業活動全般を効率的にサポートするという営業支援(SFA)/顧客管理(CRM)ソリューションである「intra-mart DPS for Sales」を、2019年10月にリリースすると発表した。今後3年間で100社での採用を目指す。

  • 新ソリューションの概要

新ソリューションは、顧客接点領域からバックオフィス業務につながるすべての業務プロセスをデジタル化・自動化し、属人化の解消や業務効率・顧客エンゲージメントを向上させるという総合ソリューションである「Digital Process Solutions(DPS)」の、ラインナップの1つ。

また同ソリューションは、顧客情報を一括管理し、1回の入力で複数システムに連携できるシングルインプットと、PCとモバイルそれぞれに最適化された情報を引き出せるマルチアウトプットを可能にし、手軽さ・使いやすさにこだわったというSFA・CRMソリューションという。

「直感的な操作性」と「欲しい情報にすぐにたどり着く」を実現することで、利用シーンにあわせて最適な利用が可能。

さらに、柔軟な外部連携機能や業務ノウハウを蓄積するワークブック機能など、従来のSFA・CRMツールには無い豊富な機能を取り揃え、適切な営業活動を支援するとしている。

  • 日報作成のイメージ

同ソリューションの特徴として同社は、冗長な日報作成からの解放、支援すべき対象に気付く仕掛け、Excel同等の集計機能の標準搭載の3点を挙げる。

日報作成については、予め用意している選択肢からその営業活動における要点を選択し、併せて案件状況の更新を行う。 これにより、数タップで上司が必要とする情報を届けることが可能とのこと。

支援すべき対象に関しては、受注時期の迫った重要案件の状況や部下の活動状況などについて、常に最新状況をポータルに表示する。報告書を読む前に、支援すべき案件や担当者に気付く仕掛けだとしている。

集計機能である標準搭載の「IM-Spreadsheet」は、for Salesの案件データベースからリアルタイムに数字を集計し、Excel同等の加工が可能という。