JR東日本は11日、台風19号接近に伴う新幹線および首都圏各線区の運転計画について発表した。同社の新幹線は10月12日11時以降、本数を減らして運転。首都圏の特急列車は一部を除き、全列車で運転を取りやめる。在来線は一部線区で終日運転見合わせとするほか、9時頃から各線区で段階的に運転を取りやめるとしている。

  • JR東日本の新幹線は11時以降に本数を減らして運転。各新幹線とも下りは東京駅を12~13時台に発車する列車が最終列車となる

同社の新幹線は10月12日、11時以降に本数を減らして運転した後、各新幹線とも下りは東京駅を12~13時台に発車する列車が最終列車に。東北・秋田新幹線は東京駅12時12分発「やまびこ209号」(仙台行)、同駅12時36分発「やまびこ51号」(盛岡行)、同駅13時20分発「はやぶさ23号」(新函館北斗行)・「こまち23号」(秋田行)、山形新幹線は東京駅12時0分発「つばさ137号」(新庄行)、上越新幹線は東京駅12時40分発「Maxとき321号」(新潟行)、北陸新幹線は東京駅12時32分発「あさま639号」、同駅13時24分発「はくたか565号」(金沢行)が最終列車となる。

在来線の特急列車は10月12日、東海道本線の「スーパービュー踊り子」「踊り子」、中央本線の「あずさ」「かいじ」、常磐線の「ひたち」「ときわ」をはじめ、房総方面の「わかしお」「しおさい」「新宿さざなみ」「新宿わかしお」、日光・鬼怒川方面(東武線直通)の「日光」「きぬがわ」「スペーシアきぬがわ」、高崎線の「草津」「あかぎ」が全列車で運転を取りやめる。特急「成田エクスプレス」は下りが東京駅11時3分発以降、上りが成田空港駅12時20分発以降の列車で運転取りやめとなる。

首都圏の在来線では、湘南新宿ラインと上野東京ライン(東京~上野間)、久留里線が10月12日に終日運転見合わせ。他の線区も、同日の9時頃から伊東線、10時頃から東海道線、横須賀線、京葉線、中央本線(高尾~小淵沢間)、相模線、総武本線(佐倉~銚子間)、成田線(我孫子~成田間・成田~銚子間)、内房線(君津~安房鴨川間)、外房線(上総一ノ宮~安房鴨川間)、東金線、鹿島線、11時頃から横浜線、青梅線(青梅~奥多摩間)、八高線で運転を取りやめる。

12時頃から京浜東北線・根岸線、中央線(快速)、中央・総武線(各駅停車)、総武線(快速)、埼京線、川越線、宇都宮線、高崎線、武蔵野線、総武本線・成田線(千葉~成田空港間)、常磐線(快速)、常磐線(各駅停車)、常磐線(取手~水戸間)、 青梅線(立川~青梅間)、内房線(千葉~君津間)、外房線(千葉~上総一ノ宮間)、烏山線、吾妻線、13時頃から山手線、南武線、鶴見線、五日市線、両毛線、上越線、常磐線(水戸~いわき間)、水戸線、水郡線、日光線などが運転取りやめとなる。

なお、10月13日は「少なくとも昼頃まで運転を見合わせる予定」とされ、10月12日10時30分頃に翌日の運転計画を発表するとのこと。