TIOBE Softwareから、2019年10月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。

2019年10月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 Java 16.884%
2 C 16.180%
3 Python 9.089%
4 C++ 6.229%
5 C# 3.860%
6 Visual Basic .NET 3.745%
7 JavaScript 2.076%
8 SQL 1.935%
9 PHP 1.909%
10 Objective-C 1.501%
11 Groovy 1.394%
12 Swift 1.362%
13 Ruby 1.318%
14 Assembly language 1.307%
15 R 1.261%
16 Visual Basic 1.234%
17 Go 1.100%
18 Delphi/Object Pascal 1.046%
19 Perl 1.023%
20 MATLAB 0.924%
  • 10月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

    10月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

  • 10月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

    10月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

TIOBE Softwareは発表の中で、毎年新たなプログラミング言語が登場しているものの、TIOBE Programming Community Indexのトップ8は過去15年間でほとんど変化していないと説明した。Perlが消えてPythonに入れ替わったことや、Objective-Cが消えてSwiftに替わったというのが大きな例外で、それ以外に大きな変動はないと指摘している。

ただし、プログラミング言語の分野に関してはいくつかの傾向があるとして、その例としてPHPやPerlからPythonへ移っていること、新しいプログラミング言語としてDart、Scala、Lua、Rust、Kotlin、TypeScriptなどが人気上昇の渦中にあることなどを説明している。