JR北海道は22日、キハ40形「山紫水明」シリーズ車両の「山明」号が9月にデビューすると発表した。

  • 8月21日時点での「山明」号の車両改造進捗状況(提供 : JR北海道)

「山紫水明(さんしすいめい)」シリーズ車両は、2018年に投入したキハ40形「北海道の恵み」シリーズ車両が好評だったことを受け、新たにキハ40形2両を改造。車両名称を「山明(さんめい)」号・「紫水(しすい)」号とし、定期列車として運行するほか、観光列車やイベント列車としても使用する予定となっている。

「山明」号は広大な大地をイメージした深い緑色をベースに、山々や樹木、パッチワーク畑をモチーフとした要素を組み合わせることで、雄大さを感じられるデザインに。9月上旬頃に完成し、9月中旬頃から定期列車として運行される予定となった。9月7日に行われる苗穂工場の一般公開に合わせ、「山明」号の外観・車内の一般公開(9月7日の9時30分から15時まで)も行われる。

  • 8月21日時点での「山明」号の車両改造進捗状況(提供 : JR北海道)

  • 8月21日時点での「山明」号の内装変更状況(提供 : JR北海道)

  • 「山明」号の吊り手とロールカーテン(提供 : JR北海道)

もう一方の「紫水」号は10月上旬頃に完成し、10月中旬頃から定期列車として運行される予定。10月頃に一般公開も予定している(詳細は別途発表)。