NHK Eテレの子供番組『おかあさんといっしょ』の元うたのお兄さん・横山だいすけが、31日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(毎週水曜22:00~)に出演し、元たいそうのお兄さん・小林よしひさへ思いを語った。

  • 横山だいすけ=フジテレビ提供

今回は『おかあさんといっしょ』に出演していた頃、見ているお子さんに気をつかって自粛しなければならないことが多かったということで、今回は、小林と横山が『おかあさんといっしょ』時代に果たせなかったことを解禁するロケを敢行。民放では卒業後初めての2ショットで、シンガポールを旅した。

この中で、『おかあさんといっしょ』のデビューから9年間、事あるごとに小林に相談に乗ってもらっていたという横山は「一番最初、お兄さんの研修の時に何も分からない中で、よし兄が手紙を置いてくれてるのがうれしかった」と回想。だが、うたのお兄さんの卒業については、小林を含め誰にも言わず決断していたことから、「一言もっとちゃんと言うべきだったのかな」と、今も心に引っかかっていたそうだ。

その思いを初めて聞いた小林は「決めるのは絶対自分だから、だからこそ尊重すべきことだと思ったし、別に卒業って番組から離れるだけであって、だいちゃん(横山)が何か変わるわけでもない」と言葉をかけた。

すると、横山は目に涙を浮かべ、「あらためて今日、よし兄を感じて、よし兄と話をして僕にとって大切な存在なんだなと再認識できました」としみじみ語り、「恥ずかしい!」と赤面。本音を出し合った2人は、さらに絆を深め、小林の「これからもよろしく。そして今日はありがとう。シンガポールありがとう」という掛け声で乾杯した。

  • 小林よしひさ=同

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