イヤホン/ヘッドホンやキーボード、体重計などBluetoothで接続するスマートフォンの周辺機器は種類いろいろ、増え続けています。その規格上、特定のOS/ハードウェアに依存しない設計ですから、原則としてAndroidかiPhoneか、はたまたスマートフォンかパソコンかを問わず利用できるという互換性の高さがメリットです。
そんなBluetoothデバイスですが、ペアリング後の処理はOS/ハードウェアに任されている部分があります。デバイス名(ペアリング時に表示される機種名)の管理はそのひとつで、スマートフォン/パソコンとペアリングが完了したあとの扱いには多少の違いがあります。
Android OSでは、ペアリング完了後のデバイス名を変更できます。『設定』アプリで「機器接続」→「Bluetooth」の順に画面を開き(利用する端末によって項目名に多少の違いがあります)、表示されたペアリング済のデバイス名右横にある歯車ボタンをタップ(Xpeariaでは現れた詳細画面で鉛筆ボタンをタップ)、現れたダイアログに新しいデバイス名を入力すれば変更完了です。
一方、iPhoneでは原則としてBluetoothデバイス名は変更できません。AirPodsなど一部の製品はペアリング後でも設定アプリから変更できますが、ほとんどの製品はペアリング時に表示されたデバイス名が登録されるだけで、名称変更用のボタンは現れません。
このように、Androidではペアリング済のBluetoothデバイス名を自由に変更できますが、ただ変えるだけでは意味がありません。単なる記号のようで覚えられないからニックネームを付けたい、という場面でこの機能が役に立つのではないでしょうか。