ファミリーマートは6月27日、独自のバーコード決済「FamiPay」および、バーコード決済付きスマートフォンアプリ「ファミペイ」を7月1日から提供開始する。

  • アプリは「ファミペイ」、決済機能は「FamiPay」

  • ファミペイとFamiPayの概要。ファミペイ(アプリ)を使ってFamiPay(決済機能)で支払う、ということになる

「ファミペイ」は、ポイント、クーポン、バーコード決済「FamiPay」などを統合した、ファミリーマートのアプリ。ファミリーマートなどの対応店舗で、ポイントカードの提示やクーポンの提示、支払いなどを、スマートフォン上の「ファミペイ」アプリで完結できるようになる。ファミリーマートのセルフレジも、FamiPayを含むバーコード決済に対応する。

アプリの機能としては、バーコード決済サービスのほか、会員属性や購買履歴などに基づくおすすめ商品クーポンの配布、クーポンやミニゲームが行えるスタンプの配信、電子レシート機能などを搭載。このほか、2019年8月にはFamiPayで購入できる「FamiPay回数券」、2019年11月にはdポイントや楽天スーパーポイント、Tポイントとのアプリ連携も予定する。

「ファミペイ」アプリは、2019年7月1日0時から、App StoreやGoogle Playで配信開始。対応OSは、iOS 10~12、Android 5~9。2020年度内に1,000万ダウンロードを目指すという。

なお、2019年7月1日~7月31日までの期間でFamiPayをチャージしたユーザーには、チャージ額の最大15%相当のFamiPayボーナスを還元するキャンペーンも実施する予定だ。なお、還元額には上限が設けられる。

  • ファミペイの公式キャラクター「ファミッペ」。クマではあるがファミマの常連で、おトクなことに敏感だという