俳優の要潤が、フジテレビ系ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』(毎週木曜22:00~)に連続殺人鬼役で出演することが5日、明らかになった。13日放送の第10話、20日放送の最終話に登場する。

  • 『ストロベリーナイト・サーガ』に出演する要潤=フジテレビ提供

要が出演するエピソードは、今回が初の映像化となる長編「ブルーマーダー」。演じるのは、青い仮面の連続殺人鬼・ブルーマーダー役で、デビュー作『仮面ライダーアギト』(テレビ朝日、01年)で仮面を付けた正義の味方を演じた要が、今作ではダークサイドに落ちた仮面の男に扮ふんする。

要は「元々、仮面を付けた正義の味方をやっていましたのでそっちのアクションはできるんですが、今回は悪い人のアクションですからね…(笑)。人を傷つけるアクションというのはとても心が痛む感覚でしたが、最後まで頑張りたいと思います」と、戸惑いの表情を浮かべながら意気込みをコメント。

今回の役柄については「正義感が強いだけに反動が強いというか…。すごく真面目な男なんでしょうね。自分ができることは“これしかない!”と自分の中で決めてしまって、その一心で人殺しに走ってしまったんじゃないでしょうか。そうやって悪を倒すしか方法がなかったんでしょうね。人殺しの道を選ぶのはあまりに極端ですが」と話した。

編成企画の渡辺恒也氏は「ひとりの殺人鬼の背景にある大きな目的と理想が何なのか、今作のテーマとも深く関わる大事な役どころです。今シリーズのトリを飾るにふさわしいエピソードになると思いますので、ぜひともご期待ください!」と呼びかけている。

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