日立グローバルライフソリューションズは5月14日、タテ型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」の新モデル「BW-DV100E」を発表した。6月8日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は21万円前後(税別)だ。

  • ビートウォッシュ

    BW-DV100E。色は左から、シャンパン、シルバー、ホワイト

BW-DV100Eは、複数のセンサーを組み合わせて、投入された衣類や洗剤を分析し、洗い方や時間を自動で調節する機能「AIお洗濯」を備えたタテ型洗濯機。洗剤の種類や布質、汚れや水の硬度など、さまざまな条件を分析し、効率よく洗濯する。洗濯のたびに運転設定をする手間も省ける。これまでAIお洗濯は、タテ型洗濯乾燥機の最上位モデル「BW-DV120C」のみ搭載していたが、今回スリムタイプのBW-DV100Eでも使えるようになった。

衣類を約65度で乾燥させる「低温乾燥」コースを搭載。靴下など、熱に弱い衣類の縮みを抑えられる。このほか、1人分の衣類(1.5kg)なら約10分で洗い上げる「おいそぎ」コースも新搭載。5kgの衣類でも約24分で洗濯可能だ。

容量は洗濯・脱水が10kg、乾燥が5.5kg。洗濯時間(標準コース)は35分、洗濯から乾燥までの時間(標準コース)は約185分。消費電力量は洗濯が58Wh、洗濯から乾燥が約1,980Wh。標準使用水量は洗濯が103L、洗濯から乾燥が約125L。本体サイズはW610×H1,060×D635mm、重さは約53kg。

容量違いで、BW-DV90EとBW-DV80Eも同時に発売する。BW-DV90Eの容量は、洗濯・脱水が9kg、乾燥が5kg。洗濯時間(標準コース)は35分、洗濯から乾燥までの時間(標準コース)は約175分。消費電力量は洗濯が56Wh、洗濯から乾燥が約1,730Wh。標準使用水量は洗濯が99L、洗濯から乾燥が約106L。本体サイズはW610×H1,040×D635mm、重さは約52kg。価格はオープンで、推定市場価格は19万円前後(税別)。

BW-DV80Eの容量は、洗濯・脱水が8kg、乾燥が4.5kg。洗濯時間(標準コース)は34分、洗濯から乾燥までの時間(標準コース)は約165分。消費電力量は洗濯が55Wh、洗濯から乾燥が約1,670Wh。標準使用水量は洗濯が92L、洗濯から乾燥が約103L。本体サイズはW610×D635×H1,040mm、重さは約52kg。価格はオープンで、推定市場価格は18万円前後(税別)。

全自動洗濯機も同時発売

日立グローバルライフソリューションズは、乾燥機能を備えない全自動洗濯機「ビートウォッシュ」の新モデル「BW-V100E」も6月8日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は14万円前後(税別)。

BW-V100Eでは、粉末洗剤や液体洗剤の種類を洗濯すると、選んだ洗剤の種類やコースに合わせて洗い方やすすぎ回数を調整する「洗剤セレクト」を搭載。1.5kgの衣類を約10分で洗濯する「おいそぎ」コースや、高濃度の洗剤液を衣類に浸透させ、衣類の黄ばみを落とす「つけおきナイアガラ ビート洗浄」も利用可能だ。

洗濯・脱水容量は10kg。標準コースの目安時間は35分。本体サイズはW608×H1,060×D610mm。

機能は同じで、洗濯・脱水容量が9kgの「BW-V90E」、8kgの「BW-V80E」、7kgの「BW-V70E」も用意する。価格はオープンで、推定市場価格はBW-V90Eが13万円前後(税別)、BW-V80Eが12万円前後(税別)、BW-V70Eが11万円前後(税別)。