ZOTACは17日、VRに特化した背負えるバックパック型PC「ZOTAC VR GO 2.0」を国内向けに発表した。アスクが取り扱い、4月中の発売となる。価格はオープン。店頭予想価格は税別399,800円前後。

  • バックパック型PC「ZOTAC VR GO 2.0」

    バックパック型PC「ZOTAC VR GO 2.0」

「ZOTAC VR GO 2.0」は、ショルダーストラップで背負うことができる、VR向けのバックパック型PC。2018年6月に台湾で開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2018で発表されたモデルで、今回国内発売が決定した。

長時間のVR体験を想定してデザインされており、2台のバッテリーを搭載することで最大1.5時間のバッテリー駆動に対応するほか、VRヘッドマウントディスプレイ接続用のポートを上部に備え、ケーブル類に絡まることなくVRコンテンツを楽しめる。

また、緻密にエアフロー設計により、体と逆方向に排熱することができ、背中の不快な暑さを軽減しているという。

  • コンパクトな筐体にIntel Core i7-8700TとGeForceGTX 1070を搭載

    コンパクトな筐体にIntel Core i7-8700TとGeForceGTX 1070を搭載

筐体はコンパクトサイズで、第8世代Intel Core i7-8700TとNVIDIA GeForceGTX 1070を搭載。メモリの追加やストレージ交換に対応する拡張性を備えるほか、本体に個別制御に対応したアドレサブルLEDを搭載し、ライティングシステム「SPECTRA 2.0」によりライティングをカスタマイズすることも可能。

  • 本体にアドレサブルLEDを搭載

    本体にアドレサブルLEDを搭載

主な仕様は、CPUがIntel Core i7-8700T(2.4GHz)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1070(8GB)、メモリが16GB(最大32GB)、ストレージが240GB M.2 SSD、OSはWindows 10 Pro 64bit。

通信機能はIEEE 802.11ac+Bluetooth 5、インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.0 Type-A×6、3 in 1カードリーダー(SD/SDHC/SDXC)、ヘッドフォン出力、マイク入力端子など。

本体サイズはW280.4×L347.5××H87.1mm、重量は4.8kg、バッテリー稼働時間は最大1.5時間(バッテリー2台分)。86.4Wh リチウムイオンバッテリー×2、充電用ドック、AC アダプタ、電源ケーブルが付属する。また、オプション品(別売)として、専用バッテリー(予想市場価格:税別32,800円前後)と充電ドック(予想市場価格:税別10,800円前後)が用意される。

  • 製品パッケージ同梱品

    製品パッケージ同梱品