アイドルグループ・NGT48を運営するAKSは21日、メンバー・山口真帆への暴行事件に関する第三者委員会調査報告書を、公式サイトを通じて公開した。

1月14日の「AKB48グループ成人式」後には記者会見が行われた(左からAKSの運営責任者兼取締役・松村匠氏、劇場支配人・早川麻衣子氏、副支配人・岡田剛氏)

報告書は平成31年3月18日付けのもので、「第1 第三者委員会について」「第2 調査結果」「第3 終わりに」の全34ページでまとめられている。

AKSは、「第三者委員会の報告書では、今回の事件に関する事実関係の認定がなされ、その中で、事件そのものにNGT48のメンバーが関与した事実はなかったとの判断がなされるとともに、運営上の不備が指摘されました」と報告。「不備を改善することに全力で取り組みたい」とし、「二度とこのような事件が起きないように、暴行を行った被疑者らに対して断固とした対応をするため、民事上の法的措置」を検討しているという。

また、「今回の事件とは直接関係はありませんが」と前置きした上で、「メンバーが私的領域におけるファンとのつながりがあったことが挙げられており、当社としても、私的領域におけるファンとのつながりは、特定のファンを優遇する行為として、不適切だと考えております」との見解を示した。

これについては、「責任を問われるべきなのは、組織運営に問題があり、スタッフ及びメンバーに対して、事前に明確な基準を示して適切な指導ができていなかった当社」と運営側の責任であることを強調し、「今までのNGT48内での私的領域におけるファンとのつながりを含め、風紀の乱れ全般は、今回は不問に致します」。今後、「ファンとのつながりやグループの和を乱す行為等」が発覚した場合は、厳正な処分も検討するという。

さらに、事件の再発防止策については、「メンバーの安全対策を第一と考え、メンバーの送迎時の管理体制の強化、防犯体制の強化、メンバーが居住しているマンションの管理体制の強化、握手会における警備体制の強化、特定のファンとのつながりの発生の阻止」などを列記。「組織運営の強化、メンバー・スタッフへの教育の徹底、自覚を促して参ります。NGT48を皆様にもう一度応援していただけるよう、健全な運営に取り組んでまいります」と結んでいる。