富士急行は15日から、フランスの人気キャラクター「リサとガスパール」の絵本の世界を再現した特別車両「リサとガスパールトレイン」を富士急行線で運行開始している。

  • 富士急行線で運行される「リサとガスパールトレイン」

同社は2013年、世界で初めて「リサとガスパール」のテーマエリア「リサとガスパールタウン」を富士急ハイランドにオープン。富士五湖エリアを訪れる観光客に「リサとガスパール」の魅力を発信してきた。「リサとガスパール」誕生20周年を迎える今年、これまで以上に多くの人々に「リサとガスパール」を知って好きになってもらいたいとの思いから、「リサとガスパールトレイン」を運行することになったという。

特別車両「リサとガスパールトレイン」は同社の6000系1編成(3両編成)を使用し、富士急行線大月~河口湖間で運行される。

  • 「リサとガスパールトレイン」の車内・外観

絵本と同じ油絵タッチの赤をベースに、絵本から飛び出したリサやガスパールたちが無邪気に遊ぶ様子がやわらかくあたたかい色遣いで描かれている。黄・青・緑の3色に彩られた各ドアは開閉によってキャラクターが見え隠れするしかけに。車内には絵本の名シーン約100枚が飾られるほか、扉や路線図も「リサとガスパール」特別デザインとなり、絵本の世界観を存分に楽しめる。