女優の杉咲花が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ハケン占い師アタル』(毎週木曜 21:00～)がこのほど、クランクアップを迎えた。最終話はきょう14日に放送される。

  • 杉咲花 -テレビ朝日提供

同ドラマは『家政婦のミタ』(11年、日本テレビ系)など知られる遊川和彦氏が脚本に加え、連ドラで初めて演出を担当。悩みや原風景をはじめ、他人のあらゆることが見えてしまう特殊能力がある的場中ことアタル(杉咲花)が、能力を駆使して悩みを抱える正社員たちの救世主となるストーリ－だ。

クランクアップの日には杉咲以外にも、小澤征悦、志田未来、間宮祥太朗、志尊淳、野波麻帆、板谷由夏、及川光博らが集結。「オールアップです!」というスタッフの声を聞くや、それぞれ達成感に満ちた表情を浮かべた。

そんな中、杉咲は泣きじゃくり始め、その姿を目の当たりにした志田も思わずもらい泣きしていた。

そして杉咲は「本当に大変でしたよね、皆さん! お疲れさまでした! 私も『この現場に終わりは来るのか?』と思ったこともあったし、セリフもいっぱいあったし、『キッツいな…』と思うこともいっぱいありました」と告白。その上で「でも、最後まで楽しく笑って過ごせたのは、間違いなく皆さんのおかげです。大変なタイミングは人それぞれにあったと思うんですけど、いつも変わらず『おはよう。今日もよろしくお願いします。頑張ろうね』と言って過ごせる毎日がすごく幸せだったし、皆さんの姿を見て『私も頑張ろう!』と思っていました」と感謝した。

さらに「うれしいことも、楽しいことも、悔しいことも、キツいこともあったけど、そのすべてが自分の人生において"豊かな時間"になったと思っています。この時間を皆さんと一緒に乗り越えられたことを、誇りに思います。本当にありがとうございました!」と締めくくった。

杉咲の姿にもらい泣きした志田は「花ちゃんと共演できて、いろいろ勉強になりました。いつも一緒においしいものを食べに行ったり、おいしい差し入れを探しに行ったりしたね。本当にいい思い出です」とあいさつ。

間宮は「杉咲花さん、本当にお疲れさまでした。花さんが主演で、毎日笑ってくれていたから、頑張れた現場だった気がします」、志尊は「最初は『これは終わりが来るのか…?』と思うくらい、大変な現場でもありました」と振り返り、「でも、すごく勉強させていただくことも多々ありましたし、常に花ちゃんの周りには笑顔があって、素敵な現場でした」と振り返った。