Samsung Electronicsは21日、AKGサウンドを採用した完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」(ギャラクシーバッズ)を発表した。カラーはブラック、ホワイト、イエローの3色。

  • Galaxy Budsのホワイト

イヤホンの左右それぞれに、内側マイクと外側マイクの2つのマイクを備えており、イヤホンを耳につけたままで周囲の環境音を聴けるほか、スマートフォン経由で通話している際などに、うるさい場所では内側マイクを使い自分の声をクリアに届けることができる。

また、同時発表された最新スマートフォン「Galaxy S10」シリーズと組み合わせると、ワイヤレス充電できることも特徴。「Galaxy S10」シリーズが持つ、ワイヤレス充電対応機器に給電を行う「ワイヤレスパワーシェア」機能により、S10シリーズの背面に本体をケースごと載せてそのままイヤホンを充電できる。

このほか、最新のGalaxyシリーズに搭載されているバーチャルアシスタント「Bixby」とも連携。イヤホンを通じて、Galaxyシリーズから電話をかけたり、テキストメッセージを送ったり、イヤホンのバッテリ残量を確認したりできる。

  • Galaxy S10シリーズからGalaxy Budsを無線充電できる

イヤホンの本体サイズはW17.5×D19.2×H22.3mmで、重さは本体片方が5.6g。デバイスとの接続はBluetooth 5.0。コーデックはSBC、AACのほか、特定の同社製スマートフォンに対応する独自技術Scalable (Samsung proprietary)に対応。内蔵バッテリは58mAhで、駆動時間は、ストリーミングでの音楽再生時で約6時間連続使用できる。

ケースサイズはW38.8×D70×H26.5mmで、ケースの重さは39.6g。ケース側には252mAhの内蔵バッテリを備える。充電インタフェースはUSB Type-C。なお、Galaxy S10と、ひとまわり大きいGalaxy S10+には、「Galaxy Buds」が付属するという。

Galaxy Budsの公式動画