バルミューダは韓国・ソウルにて、空気清浄機「BALMUDA The Pure」を発表しました。日本で2012年に発売した空気清浄機「AirEngine」の後継機となります。日本の10倍もAirEngineを売り上げた韓国で先行販売し、日本でも3月14日に52,000円(税別)で発売する予定です。

  • 空気清浄機「BALMUDA The Pure」

  • 発表会に登壇したバルミューダ代表取締役社長の寺尾玄氏は、「部屋の中で空気清浄機がどうあるべきなのか。目立たない部屋の隅で空気をキレイにしていればいいのでしょうか。ですが存在感がないと、空気をキレイにしているかどうかわかりませんよね」と話します

本体は縦に長い長方形で、本体下部の吸気口から空気を吸い込み、本体天面からキレイな空気を放出します。1分あたり7,000リットルの空気を清浄可能。空気を送り出すファンの上には、航空機のジェットエンジンでも使われる整流翼を搭載しました。天井までキレイな空気を届け、部屋中に空気を拡散させます。

  • 本体天面からキレイな空気を放出します。天面もシンプルながら美しいデザインです

  • ジェットエンジンでも使われる整流翼によって大風量を制御します

バルミューダらしいオシャレなデザインも忘れていません。本体下部の吸気口と、空気が通る流路は空気清浄中に点灯する仕組みで、バルミューダいわく「光の柱」を通って空気が浄化されていきます。空気清浄のモードによって、光の明るさも変化します。イメージとしては、闇に巣食う悪魔(空気の汚れ)が天使の光(空気清浄機)によって浄化される、なんて感じでしょうか。

  • 本体下部から天面にかけて、光の柱のように光って空気を浄化していることを知らせます

運転モードとして、15分で空気をキレイにする「ジェットモード」を搭載。帰宅直後など、早急に空気をキレイにしたいときにオススメだとしています。

  • ジェットモード時の風量。紙風船がかなり上まで飛んでいます

  • 風量が「強」モードの場合

  • 飛行機マークを押すと、ジェットモードが稼働します

フィルターにはTrueHEPAフィルターを採用。0.3μmの微粒子を99.7%キャッチ可能です。このほか、サッカーコード6面分の活性炭フィルターも内蔵し、部屋のニオイを消臭してくれます。

  • 本体裏から、フィルターを取り出せます

  • TrueHEPAフィルターと活性炭フィルターを組み合わせています

本体サイズはW260×H700×D260mm、重さは約7.4kg。設置面積はほぼA4サイズとなっています。運転音は19dBから64dB、適用畳数は36畳まで。交換用の集じんフィルターは7,000円(税別)、脱臭フィルターは3,000円(税別)、集じん・脱臭フィルターセットは9,500円(税別)です。